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当サイトが募った、無職体験談をご紹介します。
今回は、無職状態にも関わらず家を追い出されてしまった方の体験談です。
もし貴方も家を追い出されてしまったのであれば、早急に手を打たないと取り返しのつかないことになってしまう危険性が高いです。
こちらで家を追い出された場合の対応方法を書いていますので、参考にしてください。
⇒【野宿】家を追い出された!?ホームレスから這い上がる方法!
ニートなのに、実家を追い出されてしまいました
20代男性Hさんの事例
当時の所持金 約7000円
田舎で就職したあと、3か月くらいでやめました。
理由は色々ありましたが、会社に合わなかったからです。
幸い実家だったので、住む食う寝るには困りませんでした。
忙しさから解放された反動で、一日中家で布団の上でダラダラしていたり、パソコンでネットサーフィンをしていたりしていました。
1か月目くらいは同居している両親も多目に見ていてくれたのですが、だんだん「いつ仕事するの?バイトくらいしないの?」と口うるさくなってきました。
それでもなかなか動き出さない無職の私にしびれを切らしたのか、けんかになってしまい、私は家を追い出されてしまいました。
資金は25万!ネットカフェで作戦を練る

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情けないことに貯金から生活費を出していたので仕事していたときに貯まっていたとはいえ、5万円の手持ちと20万円分銀行に預けている分しかなかったです。
それでも25万もあればしばらくはやっていけるため、まずはバイトを探しに仕事を求めて都会へと出て行きました。
家を借りた経験がないのでよくわからず、しばらくネットカフェで暮らしていました。
ネットカフェは便利なことに、1か月で入り自由で4万ちょいで24時間出入り自由のやつがありました。
そこで、借りる家の情報と、アルバイトを探していました。
ネットカフェは寝心地は良くありませんでしたが、ネットと漫画が見放題、ドリンクも飲み放題なのでまあまあ快適でした。
財布を紛失!資金は6千円に激減!
2、3回アルバイトの面接に行ったり落ちたりを繰り返していたころ、財布がないことに気付きました。
落としたかどこかに置きっぱなしだったのかと思います。
最悪の気分になりました。
家は見つかっていてお金も先にはらっていたので、生活費のために銀行から全額おろした矢先でした。
念のために鞄の内側に張り付けていた5000円札と、ポケットの中身のしわくちゃの野口1人と小銭だけでした。
顔は真っ青になりいましたが、バイトが決まって始まるまで、生活費を最小限にとどめることにしました。
虫を食べて凌ぐ!なんとか生き残れました

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食費を極力減らすためにデパートなんかの試食コーナーで延々うろついていたりしてました。
それでも気まずかったり何回も利用できないので空腹がきつかったです。
このころにはバイトが決まっていました。
初勤務まで、節約するために河川敷のバッタやコオロギを捕まえて拾ったライターであぶってたべたこともありました。
虫は東南アジアに行ってしばらく暮らした経験があったので、抵抗はあまりなかったです。
そんなこんなでバイトがはじまり、バイト先はまかないが無料のところでなんとかなりました。
財布なくしてから数週間程度の極貧生活でしたが、よくなんとかなったなと思っています。
お金がないとやはりきついですね…。
まとめ
…凄い体験ですね。
コオロギやバッタというと抵抗がありますが、海外では普通にゴキブリを食べる国もありますし、日本国内でも昆虫の串揚げをメニューとして出す飲食店も存在します。
火を通せば決して食べられなくはありません。
しかし…こんな体験をしたなら、もう些細なことでは動じなくなるでしょうね…。地獄を乗り越えたというか。
頭が下がる思いです。
もし、貴方がこの方と似たような状況になっているのであれば、かなり深刻な事態といえます。
頭が混乱しているかもしれませんが、一度冷静になって、どうやったら安心した生活に戻れるか考え、決断と行動をすべきです。
家を追い出された直後であれば、まだ行動を間違わなければなんとかなります。
絶望したまま場当たり的な行動を繰り返してしまうと、どんどん深みにはまっていってしまいます。
比較的余裕のあるうちに、お金を稼ぐための行動を起こしたほうがいいと思います。
お金があれば生き残れますからね。