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- 無職期間が長いけど社会復帰したい!
- 今からでも正社員を目指したい!
- でも無理かな…?
とお悩みの、無職期間が長いけど正社員になりたいと考えている方のためのページです。
私も一年ほど無職ニート生活をしていたことがありますが、無職期間が長いと正社員はおろかバイトすら受かりにくくなってきます。
20代などの若者であれば別ですが、中高年となると無職期間が長いとまず相手にされません。
「もうさすがに正社員になるのはムリか…」と、諦めている方も多いと思います。
日本企業は、空白期間がある人材を殊更嫌う傾向にありますからね。
しかしそのままずっと無職をしているわけにもいきませんし、一日でも早く空白期間に終止符を打つ必要があります。
この記事では、無職期間が長い長期無職者でも正社員を狙いやすい仕事をまとめました。
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無職ニート期間が長すぎて、正社員を諦める人は多い
最近はあなたのように、無職ニート期間が長すぎて正社員になりたいが諦めてしまう人も珍しくありません。
ネットやSNSを見てみても、
前職のパワハラで精神ぶっ壊されて5年ニート中。
正社員…もう無理かな。
細々とバイトでもしていければいいかなと思ってる。
ニートだけど今から正社員になるのは飲食介護くらいしかないか…。
仮に正社員になれてもそもそも俺に勤まるとは思えない。
ニートから社会復帰しようとしたが、ブランクのせいで正社員に落ちまくった。
一時的にナマポ貰ったけどなんとか正社員になれたよ。
むしろナマポ受給者とか前科者とかのほうが、社会復帰へのサポートが充実していると感じる。
こんな意見が散見されますね。
無職期間が長いと履歴書の空白期間ができてしまうため、なかなか厳しくなってくる傾向にあります。
介護職
無職者がまず考えるのは、介護職だと思います。
「介護でもやろうかな?」と思ったことがある無職の方は結構多いでしょう。
求人多いですし、未経験者にも広く門戸が開かれています。
経験をつんで資格をとっていけばキャリアアップも狙えます。
しかし、私も以前介護職員として一年ほど働いていた経験がありますが、向き不向きがハッキリ分かれる仕事です。
私も一年で転職しましたが、その間にも入ってきた新人がどんどん辞めていきました。
人と接することが好きな方であれば良いですが、そうではないとなかなか長続きさせることは難しいでしょう。
ただ、これも覚悟次第だと思います。
多くの方は「介護でもやるか…」という適当な気持ちで介護業界に参入してきますので、長続きしない人が多いです。
ハローワークに出ている悪待遇求人よりはだいぶマシかも
ちなみに介護職は給料安い安い言われてますが、地方のハローワークに出てる中小零細ブラックの求人よりはだいぶマシですね。
ハローワークの求人なんて、どう頑張っても総支給20万すら行かないような求人が多いです。
平気で求人票の虚偽記載を行っていたりしますし、中にはボーナスや社会保険すら未加入の違法な企業も珍しくありません。
しかし介護職員であれば、だいたいどこの施設も夜勤して手取り15万くらい、ボーナス年2~3ヵ月前後と、地域差はありますが大体どこも待遇は似たり寄ったりです。
地方企業の給料は本当に終わっているので、介護職以下の給料で働かされている人はたくさんいますよ。
こちらのサービスは介護の資格が無料で取得できるサポートがあり、未経験OKの求人が探しやすいのでお勧めです。

タクシードライバー

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タクシードライバーは今かなりの人手不足です。
二種免許を持っていなくても、会社が資格取得費用を負担してくれてとらせてくれるのが大きなメリットです。
ただ、2~3年以内に退職すると返金しなくてはいけないなどの規定があるので注意したほうがいいですが。
この業界は40代以上の中高年男性でも採用されやすいです。
この業界は若者がやりたがらず人手不足が著しいため、60代70代未経験の新人なども割といるようです(笑)。
給料は歩合制ではありますが、最初の数ヶ月~半年くらいは、固定で給料が保証される企業が多いようです。
歩合制といっても新規開拓営業のような心理的にキツいものでもありませんので、比較的稼ぎやすいと思います。
中には固定給プラス歩合、という安定した給料がもらえる会社もあります。
年齢層も考えられないくらい幅広い層の方がいるので、中高年無職者の方でも人間関係で困ることはないと思います。
警備員
こちらも、かなり幅広い年齢層の方が働いています。
50代以上の方だと、ハローワークでまず勧められる職業でしょう。
警備業は深刻な人手不足で、有効求人倍率10倍近いくらいで推移しています。
60代70代の方も結構働いており、「若い人ばかりの職場だと気まずい」という人でも大丈夫です。
前職調査が厳しい割に給料が低いため、ブランクがあるときついかも?
しかしこの警備業、信用が重視される業界のため、前職調査が厳しいようです。
私の知り合いも警備業界を受けたら前職調査されて、落ちた経験があるようです。
その割に給料は安く、道路警備なんかは日給7000円~8000円などの薄給で働かされるようです。
ボーナスもほぼ無いような会社が多いようですね。
だから人手不足が深刻なのだと思いますが、働いている人は高齢者が多いようですね。
しかし、30代~40代前半くらいの方ですともう少しマシな仕事は見つかると思います。
正直、転職のしやすさや給料などを見ても介護職員のほうがマシな気がしますし。
最終手段くらいに考えておいたほうがいいかもしれません。
外食産業

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外食産業は離職率が高く万年人手不足ですので、採用はかなりされやすいです。
30代くらいまでであれば、どこかしら採用してくれる会社も見つかる可能性があります。
ただ、仕事はきついです。
きついというか、仕事自体はそれほどでもないのですが拘束時間が長いです。
12時間以上働かされて月に2、3日しか休みがないなんてのはザラです。
私が昔バイトしていた外食店の店長は、三ヶ月ぶりに休みがとれた!!なんて喜んでいました…。
当時は、絶対に外食産業には就職するまい、と心に誓いました。
彼がまだ生きているかどうかは知りませんが…。
しかし最近は世間を騒がせている例のアレの影響で、この業界は大量閉店や廃業が相次いでいるようです。
業界別の有効求人倍率も以前に比べてかなり厳しくなっているようなので、わざわざ飛び込む必要もないでしょう。
その他中小零細企業
基本的に、無職期間が長い人は大企業や優良企業は狙えません。
中小零細企業がメインになります。
そういう規模の小さい会社ほど、ブラックな会社が多くなります。
必然的に同族企業ばかりになりますし…。
⇒30代以上の長期無職者が、正社員の内定を得る7つのポイントの記事でも書きましたが、ブラックな会社ほど人材集めに苦労しているため、採用はされやすいです。
ただ、40代以上になってくると、さすがに難しくなってきます。
それでも相手の会社次第では受けることは可能ですので、ハローワークの受付に求人票を持っていって問い合わせてもらいましょう。
面接を受けさせてくれるかもしれません。
まとめ
基本的に、長期の無職者になればなるほど、条件の悪い仕事しか選択肢に入らなくなってきます。
それでも採用されるだけマシ、くらいの意識をもって仕事を探すべきだと思います。
個人的に採用されやすくて転職しやすい介護職あたりが無難かなと思いますけどね…。
向き不向きはありますが、経験があれば日本全国どこでも採用されます。
あとはそもそも長期の無職者ですと、外で働く感覚すら忘れてしまっている可能性があります。
まずは気楽にできる単発のバイトあたりから、リハビリをはじめたほうがいいかもしれません。