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【上京貧乏】下着も買えない!夢のためボロアパートで貯金で凌いだ

Greyerbaby / Pixabay

 

当サイトに寄せられた貧乏生活体験談をご紹介します。

今回は、アーティストのアシスタントという食えない仕事で困窮し、下着に穴が空いても買い換えられないほどの貧乏生活を送った方の体験談をご紹介します。

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下着に穴が空いても履くほど、苦しい生活でした

いわゆるアーティストのアシスタント時代を過ごしていた頃、最初の3ヶ月は無給

4ヶ月目からも月3万しか貰えませんでした。

 

田舎から都会に出て来て、親には専門学校の学費や学生の間の生活費の一部を借金してまで負担してもらっていました。

なので卒業後まで面倒を見てもらうのはさすがに申し訳なかったため、学生時代にアルバイトで貯めた貯金を食いつぶしながら生活するしかありませんでした。

 

一応女性なので家は2階以上を希望して、仕事場に自転車または電車で行ける範囲の格安物件をひたすら探し、やっと見つけたアパートの家賃が40000円。

既に家賃を払ったらマイナスになる状態でした。

 

穴が空いた下着も勿体無いので身に着けていました…

その時代に仲良くしていた友達には、ボロボロの家に住む私に「新聞配達の兄ちゃんが寝に帰るだけの家」だとか、「下着が買えなくて、穴が空いたパンツを履いているイメージ」とか、そんな事まで言われてしまう始末。

確かに…部屋の床は普通に歩くだけでも、下の階のおばちゃんが気違いみたいに大声で文句を言ってくるような、薄過ぎる床。

 

この家に住んだ2年間は自分の家なのに、一人暮らしで隣に誰も寝ていないのに、抜き足差し足で移動をするしかありませんでした。

そのクセが染み付いているので、今でも建物の中に入ると無意識に静かーーーーに歩いてしまうんです。

 

パンツは…あの頃はブラとパンティー上下バラバラなんて普通で、安いペラペラの下着しか持ってなかったのでヘビーローテーションで着回して、ちょっとした穴くらいじゃ捨てずに履いていた気がします。。

大胆に人前で服を脱いだら1000年の恋も冷めちゃうレベル、つまり女以下ですね。

 

ねずみに脅かされる生活!膨らむ借金!

さらに、その家にはねずみの出入り口があったらしく、誰もいないはずの家の中で突然、なにかの物体が俊足で通り過ぎるのが視界に入ったときは本当に恐怖を感じました。

ねずみホイホイを仕掛けた翌日には生け捕りにされたねずみがもがき苦しんでいて、死ぬ程ためらいましたが、そのままビニールに入れて密封して冬のゴミ捨て場に捨ててきたので、きっと凍死したと思います。

 

収入がないのに、仕事で必要な道具は全て自分で買わなければいけなかったので、その分だけは借金というカタチで事務所の社長が立て替えてくれている状態でした。

毎日の生活費もすべて貯金を削って捻出するしかなく、さらには立て替えという名目でどんどん膨らむ借金、プラスにならない生活を約3年間続けてしまいました。

 

精神的なものが上手く保つことが出来ず、遊ぶお金もないから外出しない、外食もしない、電話もかけない、ショッピングもしないというストレス発散が全くできない状態でした。

親にはイライラをぶつけ、周りの友達には愚痴を延々吐きまくり、好きで始めた仕事が全然楽しくなくなっていました。

 

当時は正直黒歴史です…

当時の私のことを知る業界の方に、「あの頃、キャベツが安くて長持ちするんです!!って熱く語っていたよね?」って、言われたんです。

顔から火が出る程恥ずかしいとはこのことですね。

 

アーティストの世界に生きる人達に、そんな小さい世界のことを熱弁したなんて、なんて恥ずかしいんでしょう。

センスや技術についての熱弁ならまだしも、キャベツが100円で買えるとか、そんな庶民じみた事を発言してしまうなんて。

 

きっと、あの頃は貧乏でも頑張っている自分に同情して欲しかったんだと思います。

生活が安定しないせいで、本来自分のやりたいことまで見失うのはやはり本末転倒ですね。

 

フリーターに転進して給料が上がった!!

結局最後までアシスタントのままで、一番もらえた時期で月10万円と厳しい現実を知ったのですが、色々なことが重なり辞めることを決意しました。

高額時給のテレアポのバイトを見つけ、夜の仕事を掛け持ちして、今まで社長に借金して積もりに積もった約50万円を一括で返済し、無事に辞めることが決まった翌日に39度の高熱で寝込みました。

 

色々と張りつめていたものが一気になくなり、昼夜のバイトのおかげで生活が安定し、外食に行けたり新しい交友関係ができたりしたこともあり気が抜けたんだと思います。

自分でやりたいと思ってはじめた仕事でしたので、辞める決意が一番大変だった気がします。

 

仕事内容が嫌いで辞めたわけでは無かったので、未練がないわけではありませんでした。

ただ、気持ちが本当に楽になったのは事実です。

 

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