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当サイトに寄せられた、貧乏生活体験談をご紹介します。
今回は、家業の漁師を継いだことで、苦しい生活を強いられた方の体験談をご紹介します。
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家業の漁師を継いだら、借金生活を強いられた
私は小さな島の生まれです。
幼い頃から実家の漁師を継ぐ事になんの違和感もなく、高校を卒業すると同時に父親の跡を継ぎました。
周りの同級生も同じで、この島に後継者不足とゆう問題はあまり起こらない事でした。
漁師を継いでからしばらくは、仕事を覚える事や友人達との交流が楽しくなんの不満や苦労もなく生活していました。
しかし、私の苦難の道は突如目の前に現れたのです。
きっかけは父親が病気で倒れた事。私は周りの友人達よりかなり早くから1人での漁を始めました。
この事に関してはなんの問題もありません。遅いか早いかの違いで誰もが通る道ですから。
問題は私の知らない借金が多額にあった事。
そしてこの借金を今後は父親に代わり私が背負う事になるのです。
父親は無計画な設備投資をしていた!借金地獄のはじまり
幼い頃から周りよりは貧乏。それは分かっていました。
贅沢な暮らしはしなかったが、それでも周りの友人達とはそれなりに付き合ってきた。高校にも普通に通えた。
その都合をどうやっていたのか。なぜ私はもっと早く気づけなかったのか。
母親が教えてくれました。漁師を継いでくれるとゆう幼い頃からの私の思い、それを大切にしたくて周りと遜色なく育ててきた。
でも父親が家計を気にする事無く、次から次へと新しく高額な漁機材を購入して。
確かに必要な機材はある。しかしまだ早いと思うような物もたくさんあった。
止めなかった、気づかなかった私は自分にも非があると母親と話し合いました。そしてこれからの事も。
この日から私の借金地獄の始まりです。苦難の連続の日々。
赤字続きの漁師生活!ギャンブルと変わらない
初めに船の経費・維持費の事が頭を悩ませました。
漁師はギャンブル。収入の波が非常に荒いのです。
ですから儲からない時は何か月も赤字続きとゆう事態に直面するのです。
当然この時は儲かった時の収入で補うのですが、私の家には貯蓄などありません。入ってきたお金は借金の返済のため右から左へすぐに出ていきます。
こうなると必然的に燃料費などの支払いに遅れが出ます。何度も頭を下げて待ってもらい、食費にあてるお金も回した事もあります。
もちろん食事など貧相な物でした。
漁師だが船を売る!大型船で働かせてもらうことに
次に船の老朽化。
1番なくてはならない船なんですが、維持をするのに古くなればなるほど莫大な費用が必要になります。
周りの漁師仲間達に相談し、いろいろアドバイスをうけた結果、船は手放す事にしました。
廃船料など色々問題はありましたが、友人や漁師の先輩方の力添えもありなんとか最低限の出費で済みました。
じゃあどう収入を得るか。大型船での漁をしている方が、前々から心配し声をかけてくれていたのです。
これで燃料や維持費の出費などはひとまず増える事もなくなりました。
しかし相変わらず入ってきたお金は全て借金の返済に。当たり前なんですが生活はすぐには変化しません。
父親が倒れてから1年後には父親は他界。悲しい気持ちはなく、死んでいく人は気楽でいいな。と正直思いました。
母親と2人で働き詰めても、生活は底辺から抜け出すには程遠いような気がしていました。
父の保険金で助かった!残りの借金はあとわずか
しかし父親の死で保険金が下り、かなりの額の借金がなくなった事で事態は好転しました。
父親が全身麻痺にでもならなければ返済し続けないといけないと思っていたので、父親には悪いですが助かりました。
それと使ってもらっている船での地位の格上げ。また漁獲量がここ数年上がっている事で収入がかなり増えた事です。
実際に借金のほうの返済も、前倒しで返済するような時も何度かあるようになってきました。
働き詰めだった母親が体調を崩し休んでいますが、それでも返済が遅れたりすることもありません。
まだまだ借金はありますが、なんの光もなくただただ返済に追われていたあの頃に比べ生活はだいぶ楽になりました。
今後も気を緩めることなく仕事と返済を頑張っていこうと思います。
まとめ
漁師は漁獲量が少ない年は本当に儲からないようですし、ギャンブルというのも納得です。
漁師に限らず農家もこういった面がありますので、やはり第一次産業の自営業は大変です。
儲かっているところはかなり儲かっているようですが、やはりかなり上手くやるか、親が上手くやっていてそれをそのまま継ぐ…って感じじゃないとなかなか難しいのかもしれません。
あなたもこの人のように苦しい生活を送っているのであれば、なんとかお金を稼いで収入を増やし、生活を楽にするように動いたほうがいいかもしれません。
お金があれば生き残れますからね。