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- ひきこもりで外出もできない!
- ガチでずっと家にいる…
- もう本当にやばい、どうなっちゃうんだろう
そうお悩みの、外出できないひきこもりの方のためのページです。
ひきこもりと一口に言っても、コンビニ程度なら行けたり、図書館くらいは行っている人も多いですが…。
さすがに全く外出できない引きこもりというのは、全体としては少数派かもしれません。
統計の取りようがないので、何とも言えませんが…。
最近の調査によれば、50万人くらいひきこもりの方がいるようですが。
ですが、さすがにずっと家から全く出ずにひきこもっているのは、きついと思います。
あなたも「そろそろ外に出ないとまずい」ってことはよくわかっていると思います。
そんな方でも、なんとか社会復帰していくための方法をまとめてみました。
⇒30代以上の長期無職者が、正社員の内定を得る7つのポイント
高確率でうつ病を併発している可能性が
全く外に出ずに長いことひきこもっている方の場合、高確率でうつ病も併発していると思います。
- 毎日鬱屈とした気分で過ごしている
- 毎日死ぬことしか考えられない
- 過去の嫌な思い出がフラッシュバックしている
などなど。
心身共に健康なら、そんな暗い状態にはなりません。
全く家から出ずにひきこもっていると、脳内物質のセロトニンが分泌されません。
セロトニンが枯渇することがうつ病の原因とされています。
- 昼夜逆転生活で生活リズムが狂っている
- 遮光カーテン閉めっぱなしで日光に当たらない
- 外に出ないから全然運動しない
みたな生活を送っていると、うつ病になるのは当たり前です。
こんな生活してたら、健康な人だってうつ病になりますよ!
⇒無職で昼夜逆転生活!?生活リズムを治し社会復帰する7つのヒント
とにかく外に出て運動することを目標にする

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とにかく、一歩でもいいから外に出て、散歩や運動ができるようになるのを目標にしましょう。
まずそれすらできないと、社会復帰なんて絶対にできません。
体中の筋肉が退化したり、脳が退化したりもしてると思います。
社会復帰して働くためには体力が必要です。
体力をつけるためには、外に出て運動しなくてはいけません。
外に出れないことには、話にならないんですね。
「親と顔を合わせるのが嫌で外出したくない」って人もいるかもしれません。
「長いことひきこもってたから、今更出るに出られない」みたいな。
でもそういうのって、気にしてるのはあなただけですよ…。
深夜、コッソリでもいいから家を抜け出してみましょう。
今あなたの部屋は散らかっていて埃まみれかもしれませんが、外に出れば新鮮な空気も吸えます。
暗いジメジメした部屋にひきこもっていても、いいことなんて一つもないのです。
まあいきなりは無理かもしれませんが、徐々に外に出れるように頑張っていきましょう。
脳のリハビリには、音読が効果的
そうは言いましても、こんなネット上の文章を読んだからといって「ヨシわかった!今すぐ外に出て外の空気を吸いにいこう!」なんてことにはならないでしょう。
あなたは「社会復帰しなきゃ」とは思ってるんだと思いますが、脳も体も退化していて、頭も体も働かないんだと思います。
脳が退化すると、
- 先のことを満足に考えることもできなくなる
- 自制心もなくなる
- 感情のコントロールも利かなくなる
- ストレスに弱くなる
などの症状が出ます。
恐らくあなたも、今そういう状態になっていると思います。
でしたら、脳のリハビリのために音読をお勧めします。
音読をすると脳の自制心や感情コントロールを司る前頭葉が活性化されます。
前頭葉は何かにチャレンジしたり、自分をコントロールしたり、ひきこもりから社会復帰するには不可欠な脳の機関です。
ここが退化しているから、今のあなたのような状態になっているのだと思います。
効果的な音読のやり方
音読は、読むものはなんでもいいです。
本や、ウェブサイトの文章や、雑誌など。
できるだけ早口で、間隔をあけずにひたすら読んでください。
最初は10分15分でもいいですが、毎日続けることが重要です。
慣れてきたら、一日何時間でもやっても構いません。
長い引きこもりの方ですと、「声の出し方を忘れた」というような方もいるでしょうが、それでは社会復帰など到底できません。
でも昔は普通に喋れていたと思いますので、リハビリのために音読のような喋る動作が必要なのです。
音読をすれば、脳も活性化され、口も言葉を発することに慣れます。
自然と思いついたことがスラスラ言えるようになります。
私は学生時代にこれをやってましたが、お陰でプレゼンなどの発表の場では臆せず話せるようになり、就活の面接でもいくつも内定貰えました。
今でもよく頭に入れたい本については、ちょくちょく音読してます。
ネットを見てると、音読でニートや引きこもりを脱出した、みたいな体験談が結構あります。
時間が有り余っているのであれば、是非取り組んでみてください。
ネットに繋がってるならお金は稼げるが…
一応ネットに繋がっているのであれば、お金を稼ぐことは可能です。
まだそんな段階ではないと思いますが、社会復帰のためにはお金が必要ですからね。
外出してコンビニに行ったり、電車やバスを利用するためにもお金が必要です。
あなたは今両親に養って貰ってるのかもしれませんが、そう協力的な両親ばかりでもないでしょう。
「社会復帰のためにお金貸して」なんて言っても、愛想をつかされていては、絶対貸してくれません。
まあ税金や年金も払っていないでしょうから(免除すれば払わなくてもいいのだが)、とりあえず社会復帰のためのお金だけあればいいでしょう。
そんなになくても大丈夫だとは思いますが。
最近はネットで手軽に小遣い稼ぎができる時代ですので、外出できないひきこもりの方でも、なんとかお金を稼げます。
今から少しずつ、稼ぎはじめてみるのもいいかもしれません。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
社会復帰のためには、誰かに相談したほうがいい

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まだそんな段階ではないと思いますが。
外に出られるようになって、「これからどうしよう」となった場合、一人で悩んでいても恐らく進展しないと思います。
そもそもあなたは仕事を探した経験もないかもしれません。
あったとしても既に何から手をつけて仕事探しをしたらいいか、忘れているかもしれません。
でしたら、専門の相談員に相談したほうがいいと思います。
あなたのようなひきこもりの若者の社会復帰を支援してくれる機関として、「若者サポートステーション」というのがあります。
⇒全国のサポステ | サポートステーションネット(外部サイト)
じっくり相談に乗って貰えますので、
- 「これからどうしたらいいか?」
- 「何から手をつけたらいいか?」
- 「そもそも自分は何をしたいのか?」
などの悩み相談に乗ってくれます。
ハローワークだと「早く仕事探せ」ってスタンスなので、そこまで深く相談に乗ってくれません。
一時期話題になった、ニートの家に来てくれる「レンタルお姉さん」みたいな感じではないので、こちらから通う必要がありますけどね。
とりあえず外に出れるようになったら、こういった機関に行くことを目標にしましょう。
社会復帰までの道のりを、相談しながら示してくれると思います。
まとめ
外出できないひきこもりとは言え、若いうちであればなんとかなると思います。
ですが歳をとってしまうと新しいことを覚えるのも難しくなってきますし、特に脳が退化しているひきこもりでは尚更です。
若い方が、多少ダメな点があっても社会に受け入れられやすいですしね。
まあ今は非正規の仕事くらいなら大量にありますので、なんとか立ち直れれば、何かしら仕事も見つかると思うんですが。
まあそうは言いましても、とにかく外にさえ出られるようになれば、なんとかなると思います。
あなたのような人のための相談機関もありますし。
とりあえずは、コッソリ家から出てみることを目標にしましょう。