- 既卒になってしまった!
- 既卒だと正社員になるのはやっぱり厳しいよね…?
そんな悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
どうも。
新卒で入った会社をすぐに辞めてしまい、既卒より不利な状況から正社員になった経験を持つTK神戸@元無職です。
私も既卒ではないですが新卒で入った会社を半年程度で辞めてしまい、既卒よりも悪い状況に陥ってしまったことがあります。
ただそれでも正社員の仕事はその後いくつも見つかりましたし、既卒から正社員は厳しいなんて正直嘘だと思います。
新卒に比べて不利にはなりますが、既卒だからといって就職が不可能になる訳ではありませんし。
既卒はマイナス10~20ぐらいの不利ではあると思いますが、たかがそれだけで正社員になるのが厳しすぎるなんてことではありません。
そのマイナスだけ見て勝手に諦めてしまっている人が多いのではないでしょうか?
ネットなどを見ているとネガティブな情報が多いので、それを間に受けてしまうのかもしれませんが…。
既卒から正社員は厳しい説が嘘な理由についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
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既卒から正社員は厳しい?そんなの迷信です
既卒から正社員は厳しいというのは、よく言われる傾向にありますよね。
まぁ確かに新卒に比べて厳しくなるのは確かかもしれません。
ただ既卒から正社員は厳しいという論調は、「既卒から正社員は絶対無理」ぐらいに誇張したニュアンスで語られる傾向にあります。
ネットなんてやたらネガティブな情報のほうが多いですからね…。
正直既卒になったぐらいで就職できなくなるなんてことはありませんし、今なんて若者は減ってる訳ですから、全然正社員ごときなれますよ。
既卒から正社員は厳しい論がウソな理由をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
若者が減っているため既卒でも貴重な労働力
今はそもそも少子高齢化による生産年齢人口の減少によって若者が減ってきています。
なので、既卒だろうが若いという時点で貴重な労働力なんですね。
今も昔も企業は若い人材を求める傾向にありますし、ぶっちゃけ若いというだけで採用される傾向にあります。
人気企業は厳しいかもしれないが中小企業なら余裕
大企業や有名企業を受ける場合は、新卒を逃してしまうとかなり厳しくなります。
ですがマイナーな中堅企業や中小零細企業であれば、全然受かりますよ。
知名度の低い会社であれば、東証一部上場企業とかも普通に受かりますし。
上場企業と言ってもピンキリですし、マイナーであまり人気もないような会社だと別に普通に受かりますよ。
特にハローワークに求人を出しているような中小零細企業であれば、かなり受かりやすいです。
私もハローワークに出ているような求人ですと、あまり落ちた経験がないですし。
若ければそれだけで採用されます。
人手不足のため新卒採用が上手くいった企業は少ない
あとは今は生産年齢人口の減少によって深刻な人手不足に陥ってる会社が多いです。
こういう話題になると「労働人口は過去最高に増えているよ」なんてことを言ってくる人もいますが、よく見ればサラリーマンの平均賃金が下がって主婦が兼業でパートで働き出しただけの話ですし。
あとは人手不足で定年後の高齢者を再雇用して使わざるを得なくなっただけです。
依然として若者が減っていますので、フルタイムで働いてくれる人は以前よりも減ってきているんですね。
なので若者を採用していく必要があるんですが、新卒採用がうまくいっている企業はかなり少ないです。
最近のニュースを見ていると分かりますが、新卒の充足率はかなり低いですし。
思うように採用ができなかったという企業はかなりの割合にのぼります。
⇒新卒採用「予定数に満たず」 中小企業で58・9% 埼玉県調査
国も既卒者差別をなくすよう以前から動いている
あとは国も最近は既卒者差別をなくすように前から動いています。
何も今に始まったことではなく、もう10年以上前から動いていますね。
既卒者が正社員になるのは厳しいなんて前から言われていましたし、「新卒と同等の扱いをするように」と声明を出しています。
厚生労働省の「労働経済動向調査2018年7月~9月期」によりますと、平成29年8月から平成30年7月までに新規学卒者の採用枠での正社員の募集に「既卒者は応募可能だった」とする事業所の割合は約43%です。
その中採用に至ったのは47%となっています。
「学校卒業してから3年以内」の割合が55%、「卒業後の経過期間に上限はない」としている企業は約60%となっています。
まあ新卒に比べると厳しくなるのは事実かもしれませんが…。
それイコール不可能という意味ではありません。
むしろすぐ辞めた第二新卒の方が厳しい(経験済み)
あとは既卒が正社員になるのは厳しいとは言われますが、むしろ新卒で就職したもののすぐに辞めてしまった第2新卒の方が厳しいと思いますよ。
というか私がまさにそのパターンでしたが…。
「なんで新卒で入った会社をすぐに辞めたの?」ということを毎回面接で聞かれましたし、書類の段階で落とされることが多かったです。
既卒であれば、適当に「就職する前にやりたいことがあった」とか「卒業が危うかったので就活どころではなかった」とか適当な事言っておけばいいですが…。
新卒で就職できたのにすぐ辞めた場合ですと、退職理由を考えるのに大変ですからね。
あまり変なな理由を言うと落とされる確率が上がりますし。
私の周りにも1年未満とかで辞めてしまって、その後再就職に苦労をした方もいらっしゃいます。
今は前科者すら金の卵扱いされるほどの人手不足
というか既卒者が正社員になるのは厳しいとか言ってますが、もっと就職が厳しい刑務所に入っている前科者ですら今は仕事が見つかっているくらいですからね…。
あまりの人手不足で、ブルーカラー系の仕事ですが刑務所内で合同企業説明会を開いて出所間近の受刑者を採用しようとしている企業も出てきています。
人手不足もここまで来たかという感じですが…。
⇒受刑者は「金の卵」 神戸刑務所で面接会、内定好調 人手不足の中、資格も武器に「売り手市場」|西日本新聞
まぁ受刑者であれば、その後の再就職に困るケースが多いので、恩を感じて長く働いてくれやすいのかもしれませんが…。
さすがに彼らよりも既卒の方が就職が厳しいなんてこともないですよね。
ネットのネガティブ情報を真に受けてしまっているだけ
あとは既卒が正社員になるのは厳しい!なんてのは、ネットでよく言われる傾向にありますね。
特に5chとかの匿名掲示板でよく言われる傾向にありますね。
- 既卒になったら人生終わり!
- レールを外れたらもう戻れない!
- フリーターにでもなって死ぬしかない!
- 将来は生活保護でも受けるしかない!
などなど。
根拠のないファンタジーのようなネガティブな言説が言われる傾向にあります。
確かに既卒になれば不利ではありますけど、だからといって人生終わりとか、話が飛躍し過ぎですよ。
あいつらは相手を落ち込ませてレスバトルに勝てればいいわけですから、無責任に適当なこと言ってるんでしょうけど…。
正直私の周りでもずっとフリーターしてたような人が正社員になったりとかしてますし。
既卒になったから人生終わるとかちょっと大袈裟すぎます。
レールから外れても別に日本なんて稼ぐ手段は色々ある訳ですから、人生終わりなんてことはないですよ。
ネットのネガティブなファンタジーのような情報を信じずに、自分で行動して確かめた方がいいと思います。
一流大学卒の新卒でも運が悪いと就活失敗して死ぬ
あとはまあ既卒になってしまうと落ち込んでしまいがちですけど、正直良い会社に就職できるかどうかなんて運次第ですよ。
一流大学卒の新卒でも、運が悪いとブラックの会社に入ってしまって、就活失敗して死んでしまう方も珍しくありませんからね。
まぁ既卒になってしまったのは悪い面ばかりではなく、今のところはブラックな会社に入らずに済んでいるということではないでしょうか?
今は仕事もたくさんある訳ですし、まだまだ若ければいくらでも就職できるチャンスがありますよ。
まぁあんまりゆっくりしてる余裕もありませんが、じっくりといい会社を探していけばいいと思います。
⇒フリーター・既卒から正社員に!未経験から正社員目指すなら【キャリアスタート】
今なら既卒でも余裕!早めに正社員になろう
特に今人手不足の会社が多く、有効求人倍率も高止まりしています。
正社員の有効求人倍率も一倍を超えていますし。
これだけ新卒の就職内定率が高止まりしているのに、予定通り採用出来なかったという企業もかなりの数にのぼりますからね。
それはつまり既卒でも就職するチャンスが大いにあるということです。
まぁぶっちゃけ二十代のうちなんて若いというだけで採用されるので、早く就職活動して正社員になっておいた方がいいと思います。
ぶっちゃけ正社員って言ってもピンキリですし、中小零細企業の正社員なんて割と簡単になれますからね。
他にも色々とやりたいことや悩むこともあるでしょうから、早く正社員になって経済力をつけた方がいいでしょう。