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- 無職だからハローワークに相談に乗ってもらいたい!
- 最近の求人市場を踏まえたアドバイスをもらいたい!
- でもそんなに親身に相談に乗ってもらえるのかな?不安!
とお悩みの、無職だからハローワークに就労相談に行こうと考えている方のためのページです。
無職になったら、「ハローワークに相談に行こう!」こういう風に考える人が多いですよね。
「ハローワークは失業保険の手続きをしに行くためだけの場所」みたいに言う人もいますが…。
あまりそういった相談に乗ってもらえる期間というのもありませんからね。
ですがあまりハローワークに行ったことがない人ですと、不安かもしれません。
適切なアドバイスをもらうための方法をまとめてみました。
ハローワークは、あまり長時間相談に乗ってくれない
残念ですが、ハローワークというのはそんなに長時間はそうだくれません。
窓口が空いていればいいですが、大抵混んでる気がしますし…。
後は、どんな相談をしたいのか?にも寄りますね。
- 「どんな仕事が向いているのかわからない!」
- 「労働環境のいい会社に入りたい!」
- 「いい会社を見分ける方法が知りたい!」
こんなのは、ハローワークの職員に相談されても、どうしようもありません。
そもそもハローワークの職員というのは、ほとんどが臨時で採用された非正規雇用の人たちですから。
そんな質問に適切に答えることができるのであれば、もっといい仕事についているはずです。
基本は、失業給付の手続きをしたり、出ている求人の会社に取り次いでくれたり、そういったことに関する相談ぐらいしか乗ってはくれません。
あまり過度な期待はしないほうがいいかと思います。
担当者を変えてもらったり、他のハローワークに行くこともできる
あるいは、ハローワークの対応する職員というのも、所詮人間ですから。
担当者によってもう、当然もらえるアドバイスは変わってきます。
相談に行ってもあまりいいアドバイスがもらえないようであれば、担当者を変えてもらうことも可能です。
それどころか、相談に行くだけであれば、管轄以外のハローワークを利用するという手段もありますよ。
失業給付や雇用保険関係の手続きであれば、住所地を管轄するハローワークでないといけませんが…。
- 就労相談を受ける
- 求人を閲覧する
- 仕事に応募する
などであれば、
どこのハローワークでも行えます。
人材の質という面で見れば、できるだけ忙しいハローワークのほうがいいかもしれません。
「仕事は忙しいヤツに頼め」という言葉もありますし、何人にもアドバイスをしている人の方が説得力がありますし、良いアドバイスがもらえるはずです。
長時間相談に乗ってもらいたい場合は、ジョブカフェや若者ハローワークへ
長時間相談に乗ってもらっ痛かったり、より親身なアドバイスをもらいたいのであれば、
- ジョブカフェ
- 若者ハローワーク
などの、若者に特化した就労相談機関を利用した方が良いでしょう。
「若者ハローワーク」とは言ってますが、最近は少子高齢化が進んだからか、50歳未満の人まで利用できるようになりました。
昔までは30歳までとか、39歳までとかだったんですが、日本人の平均年齢は45歳を超えましたからね。
それに合わせて、若者の定義が変わってきてるんだと思います。
単純にそっちのほうが、若者向けの良い企業の求人が比較的多いです。
それに、若年求職者への対応にも慣れていますから、様々なケースに対するアドバイスがもらえます。
若者の方が、働くことに対する疑問が多かったり、悩みも多いですからね。
中高年以降の人の方が、あきらめて「仕事なんてこんなもんだ」みたいにあきらめている人が多いですから。
そういった人に対する機関よりは、若者向けの就労相談機関を利用したほうがいい気がします。
「自分に向いた仕事がわからない」そんなレベルの人はサポステへ
あるいは、「ハローワークに相談に行きたい」と考えている人のなかには、
- 「自分に向いた仕事がわからない!」
- 「どんな仕事を選んだらいいかわからない!」
- 「何をしたいか分からない!」
こんな漠然とした働くことに対する悩みを抱えている人も多いかもしれません。
そういう漠然とした悩みを持っているのであれば、ハローワークの職員では対応できないと思います。
「希望する仕事が決まってから、また来てください」と言われるに決まっています。
というか、私言われたことありますからね…。
そういった方の場合は、長い時間相談に乗ってくれる、若者サポートステーションを利用した方が良いでしょう。
私も一時期フリーターをしていた時、毎週相談に行ってました。
基本は毎週、相談に行く感じです。
一回1時間くらい相談に乗ってくれます。
毎週相談に行くので、
- 今週はこれだけ仕事を探した
- 今週は面接に行ったけど、あまりよくなかった
みたいな、仕事探しの報告ができます。
ひとりで仕事を探しているとどうしても気が滅入ってきますので、そうやって他人を巻き込んだほうがいい結果が出ると思います。
ハローワークは基本的に「一刻も早く仕事見つけろ」というスタンス
ハローワークは基本的に、こんな感じです。
「住民の就労率を安定させる」のがハローワークの仕事ですから。
だから職業安定所と言われているのです。
すでにやりたい仕事が決まっているのであれば、その希望にあった企業を紹介するだけなので楽ですが、
- 「どんな仕事がいいかわからない!」
- 「以前の会社よりも労働環境がいい会社に行きたい」
- 「もっと将来性のある仕事を見つけたい」
こんなよくわからない相談をされても、ハローワークはどうすることもできません。
ハローワークはとにかく、無職の人を一刻も早く仕事につけることが任務です。
身も蓋もないことを言えば、「どんなブラック企業だったとしても、無職じゃなくなったのだから解決」こんなふうに考えています。
そうなると、相談できる内容も自然と限られてくるんですよね。
極力いい会社を紹介してもらいたいなら、転職エージェントを活用
極力いい会社を紹介してもらいたいのであれば、転職エージェントを利用することです。
なかには
- 「無職だと転職エージェントは利用できない」
- 「ニートはエージェントを利用できない」
こんなことを未だに言う人がいますが、すぐに利用できますよ。
というか、今は「いますぐ人が欲しい」みたいな会社も増えていますから、場合によっては無職の人の方が有利なこともあるぐらいです。
在職中に転職活動している人はどうしても入社が遅れてしまいますし、
引き留められて結局入社しない…なんてこともよくあるからです。
人材採用にお金がかけられる企業しか利用できませんから、ハローワークに出ている求人よりは質の高い求人が多いです。
- 面接の練習をしてくれたり
- 希望の仕事を親身に探してくれたり
しますから、ハローワークの職員よりは熱心に相談に乗ってくれるでしょう。
転職を成功させることで、多額のお金がもらえますから、向こうも必死ですよ。
まとめ
ハローワークに相談に行くのは、限られた場合だけにしておいたほうがいいと思います。
- 失業保険の手続きをする場合
- 職業訓練の手続きや、説明を聞く場合
- すでに受ける業界や会社が決まっている場合
このぐらいだと思います。
というか、あまり複雑な相談をされても、向こうも困ると思います。
それ以外の相談でしたら、他に専門の機関がありますから、そちらに相談に行ったほうがいいと思います。
相談するところを間違えると、無駄な時間を過ごして再就職が遠のいてしまいますからね…。