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- 無職ニートだからハローワークに相談に乗ってもらいたい!
- 最近の求人市場を踏まえたアドバイスをもらいたい!
- でもそんなに親身に相談に乗ってもらえるのかな?不安!
とお悩みの、無職ニートだからハローワークに就労相談に行こうと考えている方のためのページです。
最近はニートやひきこもりの方が急増しているため、あなたのような悩みを持つ方は少なくありません。
内閣府の調査によると、2021年のニート総数は75万人、ひきこもりは2018年時点で約115万人で、そのうち中高年ひきこもりは61万人となっています。
無職ニートになったら、「ハローワークに相談に行こう!」こういう風に考える人が多いですよね。
「ハローワークは失業保険の手続きをしに行くためだけの場所」みたいに言う人もいますが…。
私は何度もニート状態を経験し、ハローワークも何度も利用して何度も採用された経験がありますから、説得力のある話ができると思います。
この記事では、無職ニートでハローワークに相談に行きたい時の対処法やポイントを解説します。
無職ニートでハローワークに相談に行く人は多い!
ネットでは「ハローワークはやめとけ!エージェントを使おうね」なんて誘導する変なサイトが多いですが、
実際はハローワークを使う無職ニートの方は多いです。
特に地方だと大手転職サイトやエージェントの支店自体がなく、会社自体がそもそも少ないのでハローワークくらいしかまともに仕事を探す手段がありません。
ネットやSNSを見てみても、
ニートだからハローワークきた
— そーた (@hayate_7121) October 24, 2022
ニートだからハローワーク行ってたんや許して
— ほたる (@HotArU_pwq) January 7, 2022
今日もくそニートだからハローワーク行ってくる。
— ヤスニオン (@Yasunori1019) November 9, 2021
ニートだからハローワークでお仕事探しに行くんるー
— 千葉🍀 (@chiba39_UB) December 24, 2020
ニートだからハローワーク行ってきたけどまあそれで満足しましたよね
— 丸岡まいるど (@maru_oka_) June 26, 2019
こんな意見が散見されます。
最近は深刻な人手不足に陥っている企業が多いですから、ニートでも採用されやすくなってきています。
経験者が無職ニートがハローワークを使い倒す方法を教えます!これでさっさと社会復帰しよう
無職ニートだとハローワークを使い倒し、一刻も早く社会復帰すべきです。
これから高齢者数は更に増えていき、支える側の現役世代はどんどん減っていくわけですから、あなたには一刻も早く社会復帰してもらって1円でも多くの税金と社会保険料を納める使命があるのですw
ニート経験者である筆者が、ハローワークを使い倒す方法を解説しますので、参考にしてください。
ハローワークは仕事を探す場所!あまり長時間相談に乗ってくれない点に注意
そもそもの話で恐縮ですが、ハローワークというのは仕事を探す場所です。
- こんな仕事がしたいんですがありますか
- この求人に応募したいんですが
などの場合には役に立ちますが、「どんな仕事がしたいかわからない」みたいな漠然とした相談には不向きです。
そういった漠然とした悩みの場合、相談時間も長くなる傾向にあるため、まだハローワークの利用をする段階でもないのかもしれません。
まぁそもそもハローワークの職員というのは、ほとんどが臨時で採用された非正規雇用の人たちですからね…。
そんな質問に適切に答えることができるのであれば、もっといい仕事についているはずです。
基本は、失業給付の手続きをしたり、出ている求人の会社に取り次いでくれたり、そういったことに関する相談ぐらいしか乗ってはくれません。
あまり過度な期待はしないほうがいいかと思います。
担当者を変えてもらったり、他のハローワークに行くこともできる
あるいは、ハローワークの対応する職員というのも、所詮人間です。
担当者によっても、当然もらえるアドバイスは変わってきます。
相談に行ってもあまりいいアドバイスがもらえないようであれば、担当者を変えてもらうことも可能です。
それどころか、相談に行くだけであれば、管轄以外のハローワークを利用するという手段もあります。
失業給付や雇用保険関係の手続きであれば、住所地を管轄するハローワークでないといけませんが…。
- 就労相談を受ける
- 求人を閲覧する
- 仕事に応募する
などであれば、どこのハローワークでも行えます。
人材の質という面で見れば、できるだけ忙しいハローワークのほうがいいかもしれません。
「仕事は忙しいヤツに頼め」という言葉もありますし、何人にもアドバイスをしている人の方が説得力がありますし、良いアドバイスがもらえるはずです。
長時間相談に乗ってもらいたい場合は、ジョブカフェやサポステへ行くべき
長時間相談に乗ってもらいたかったり、より親身なアドバイスをもらいたいのであれば、
- ジョブカフェ
- サポステ
などの、若者に特化した就労相談機関を利用した方が良いでしょう。
概ね40代くらいまでの方が対象ですが、厳密に年齢が区切られているわけでもないようです。
ジョブカフェにおける支援 全国のジョブカフェ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
こちらは「どんな仕事がしたいかわからない」などの漠然とした悩み相談にも乗ってくれる
「ハローワークに相談に行きたい」と考えている人のなかには、
- 「自分に向いた仕事がわからない!」
- 「どんな仕事を選んだらいいかわからない!」
- 「何をしたいか分からない!」
こんな漠然とした働くことに対する悩みを抱えている人も多いかもしれません。
こういった段階の人はハローワークに行っても「やりたい仕事が見つかったらまた来てください」と言われるのがオチです。
ジョブカフェやサポステならそんな漠然とした悩み相談にも乗ってくれますので、こちらに行ったほうが良いでしょう。
私も一時期フリーターをしていた時、毎週相談に行ってました。
基本は毎週、一回1時間くらい相談に乗ってくれます。
毎週相談に行くので、
- 今週はこれだけ仕事を探してみた
- 今週は自己分析を行ってみました
- 今週は面接に行ったけど、あまりよくなかった
みたいな、仕事探しの報告ができます。
ひとりで仕事を探しているとどうしても気が滅入ってきますので、そうやって他人を巻き込んだほうがいい結果が出ると思います。
ハローワークは基本的に「一刻も早く仕事見つけろ」というスタンス
ハローワークは「住民の就労率を安定させる」のが仕事です。
だから職業安定所と言われているのです。
なので
- 「どんな仕事がいいかわからない!」
- 「以前の会社よりも労働環境がいい会社に行きたい」
- 「もっと将来性のある仕事を見つけたい」
こんなよくわからない相談をされても、ハローワークはどうすることもできません。
ハローワークはとにかく、無職ニートの人を一刻も早く仕事につけることが任務です。
身も蓋もないことを言えば、「どんなブラック企業だったとしても、無職ニートじゃなくなったのだから解決」こんなふうに考えています。
ハローワークに相談に行きたい気持ちは分かりますが、漠然とした段階だとあまり力になれないと思います。
ハローワークで職業訓練の受講相談をしてみるのも手段の一つ
ハローワークの使い道としてお勧めなのが、職業訓練です。
ハローワークで職業訓練の受講相談をして、職業訓練校に通ってみるのも良いかもしれません。
条件を満たせば訓練中は失業保険を延長して貰える可能性がありますし、雇用保険をかけていなかった方でも条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰えます。
入学金や授業料はほぼタダ、テキスト代のみ実費負担みたいな訓練校が多いです。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
職業訓練を受けるためにはハローワークの担当者と相談する必要があるので、一度相談してみると良いかもしれません。
ずっとニートをしていた人がいきなり働き始めるのもきついと思うので、まずはこういったところに通って社会復帰のリハビリをしたほうが良いかもしれません。
極力いい会社を紹介してもらいたいなら、転職サイトやエージェントなども活用すべき
極力いい会社を紹介してもらいたいのであれば、転職サイトやエージェントも活用すべきです。
まぁ地方だと登録しても近くに求人が出ていなくて絶望するケースも多いですが…(経験済み)。
仕事を探す手段は多いほうが、待遇の良い会社に入れる可能性が上がります。
今は「いますぐ人が欲しい」みたいな会社も増えていますから、場合によっては無職ニートの人の方が有利なこともあるぐらいです。
在職中に転職活動している人はどうしても入社が遅れてしまいますし、引き留められて結局入社しない…なんてこともありますからね。
色々な手段を使って仕事を探していきましょう。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
まとめ
ハローワークに相談に行くのは、限られた場合だけにしておいたほうがいいと思います。
- 失業保険の手続きをする場合
- 職業訓練の手続きや、説明を聞く場合
- すでに受ける業界や会社が決まっている場合
このぐらいだと思います。
というか、あまり複雑な相談をされても、向こうも困ると思います。
それ以外の相談でしたら、他に専門の機関がありますから、そちらに相談に行ったほうがいいと思います。
相談するところを間違えると、無駄な時間を過ごして再就職が遠のいてしまいますからね…。