- 正社員で働きたくない!
- 正社員だと死ぬほど働かされるし…
そういった悩みをお持ちの方は今のご時世珍しくないと思います。
特に最近は労働環境の悪いブラック企業が多いため、あなたのような悩みを持つ方は珍しくありません。
日本の労働時間は減ってきているとは言われていますが、正社員に関しては依然として長時間労働という統計結果もあります。
正社員で働きたくないと考えるのも当たり前かもしれません。
過労死するのはほとんど正社員ですからね…。
OECDの調査によると、日本の男性正社員はフランス人男性の約2倍の労働時間で、世界一長時間労働!なんてことも言われています。
まぁこういった「正社員で働きたくない」なんてキーワードで検索すると、「正社員で働きたくない人に伝えておきたい注意点!」なんて記事がヒットして、
「フリーターはデメリット多いから、絶対に正社員になった方がいいよ!」とか言って転職系のアフィリエイトを勧めてくる変なサイトが多いですが…。
まぁ今は別に正社員で働かなくても生きることは十分可能ですし、正社員で働かなくても対策をとれば余裕で生きていけます(経験済み)。
この記事では、正社員で働かなくても非正規で余裕で生きていくための方法について解説します。
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正社員で働きたくないと考える人は少なくない
最近はあなたのように、正社員で働きたくないと考える人は少なくありません。
そもそも正社員と言っても待遇はピンキリですし、名ばかり正社員だと時給換算するとフリーター以下、どころか最低賃金すら割るケースも珍しくありませんからね…。
ネットやSNSを見てみても、
日本の企業がこれやる限り、正社員で働きたくないと思うよなあ https://t.co/eAbZf9S8sw
— かさかさたろう (@the_ezweb) May 1, 2023
正社員で働きたくないし働けないからわざわざバイトにしてるのに
— 愛されたい赤ちゃん (@3nov_14) April 15, 2023
もちろん働きはします🍀*笑
やけど正社員はこりごり(笑)— Mayu (@Mayu_lamchan) March 24, 2023
正社員にしてあげるよって感じで言われるんだけど、私…もう正社員はこりごりなんだ…いやだ…安定したいけどしたくない…(?)
— おとは@WEBオンリー主催 (@misemonotoha) November 30, 2022
今年の目標はゆるく働きまーすです。もう正社員はこりごり!(^_^)ふぁっく!
— AK15:スパコミありがとうございました💘 (@aki15kajkt) January 25, 2020
こんな意見が散見されますね。
最近は正社員にならなくても社会保険くらいは入れますから、非正規でも何かあった時の保証が拡充されてきていますからね。
正社員のほうが安泰!なんてのはみんな分かっていますが、正社員ならノーリスクでラクに稼げるなんてことはなく責任を押し付けられますからね…。
プライベートを優先できる労働環境のいいホワイト企業なんて運が良くないと入れないため、正社員になりたくない人も多いのです。
正社員で働きたくない!非正規でも生きられる?
正社員で働きたくないということになると、必然的に非正規雇用で生きることになってしまいます。
正社員に比べて責任も軽い傾向にあり辞めやすいというメリットはありますが、収入は低くなりがちで将来の保証が薄くなる傾向にあります。
ただ給料が低いとか雇用が不安定なんてのは非正規で働く前からわかってることですし、対策をとれば問題ありません。
正社員で働きたくない時に、非正規でもなんとか生きていくための方法について解説します。
生活費を抑えれば別に正社員で働かなくても余裕
正社員で働きたくないなんて言うと、
- 一生フリーターで行く気か!?
- 一生ワーキングプアだな!
- 将来生活保護だぞ!
- 刑務所のお世話にでもなるしかないな!
こんな酷いことを言われる傾向にありますが…。
別に正社員で働かなくても、生活費を抑えることができれば別に余裕で生活できますよ。
まぁ結婚するとなると、男性の場合は大黒柱の役割をせざるを得ないことが多いので、難しくなってきますが…。
独身で1人暮らしであれば、節約すれば月10万円以下とかで暮らしてる方もいらっしゃいますし。
最近は最低賃金も上がってきていますし、東京などの給料の高い場所で非正規で働けば結構な稼ぎになります。
男性の場合は正社員で働かないと結婚は難しいかも…
ただ正社員で働きたくないとなると、結婚や子供を育てていくのはなかなか難しくなるかもしれません。
これが女性の場合は相手の男性の稼ぎをあてにすることができますので、別に普通に結婚できますが…。
これが男性の場合は正社員で働かないとなると年収は低くなる傾向にありますし不安定なので、相手の女性に敬遠される傾向にあります。
これ男女平等とか言われてるのに男女差別以外の何者でもないと思いますけどね…。
未だに結婚というものに関しては「男が稼いで家族を養うべき」というレガシーな価値観が支配していますので、正社員で働かないとなるとかなり厳しくなるのは確かですね。
まあそうは言いましても田舎ですと、別に契約社員とかでも結婚して家族を養っている男性はたくさんいますけどね。
「非正規でも恋愛はできる」という人もいますが、相手の女性としてもそこそこの年齢になると微妙な男と付き合っている時間的余裕はないため、難しくなってきます。
政府の統計などを見てもフリーターや年収が低い男性は既婚率が有意に低いので、正社員で働かないと結婚できない可能性が高いのは事実です。
非正規でもせめて社会保険に入れる職場で働く
正社員で働かなくても、老後の保障や何かあった場合の備えをしていくことは十分可能です。
勘違いしている人が多いですが、フリーターなどの非正規雇用でも、最近は法律が変わったので社会保険に入りやすくなりました。
未だに
- フリーターは怪我で働けなくなったら死ぬ!
- 何の保証もない!
- 老後は国民年金しかないから野垂れ死に!
こんなことが言われる傾向にありますが…。
昔はそうでしたが、今は条件を満たせばバイトでも社会保険ぐらいは加入義務ができましたので、何かあっても安心ですよ。
2016年に法律が改正され、従業員数501人以上の事業所で、雇用期間一年以上で週20時間以上、月給88000円以上稼いでいる学生以外の方は、社会保険加入義務ができました。
更に2022年10月からは従業員数101人以上で雇用期間二ヶ月以上の短期労働者にも拡大され、2024年10月からは更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
2025年からは従業員数制限を撤廃して零細企業にも加入させようという話が出ており、今後は働いていれば誰でも加入できるようになっていくでしょう。
社会保険加入のメリット
社会保険にさえ入れれば、
- 老後手厚い厚生年金に入れる
- 障害者になってしまった場合でも手厚い障害厚生年金を受給できる
- 会社を辞めても失業保険がもらえる
- 怪我や病気で働けなくなっても最長1年6ヶ月傷病手当金が出る
- 仕事中の怪我は労災保険から補償が出る
- しかも保険料は会社が折半で半分払ってくれる
などのメリットがあります。
これは正社員が受けられる保障と全く同じです。
最近は特に非正規雇用で働きたがる人なんてのも減ってきて人手不足に陥ってきていますので、社会保険に入れる職場も増えてきています。
副業をしてリスクヘッジする
ただやはり正社員で働かないと雇用が安定しない傾向にありますし、収入も低くなる傾向にあるのは確かです。
なので、副業して収入のリスクエッジを図ることは必要かもしれません。
幸い最近はネットなどでも手軽にお金が稼げるようになってきており、副業がしやすくなってきていますからね。
というか最近は正社員で働いても地方の中小零細企業などですと給料も安いですし、ぶっちゃけ家族を養うほどのお金をあげられない会社も多いです。
これからは正社員だろうが非正規雇用だろうが関係なく、色々な仕事を掛け持ちしたりしてリスクヘッジや収入の上積みを図っていくことは必要だと思います。
じゃないと正社員でも一つの仕事がポシャったら路頭に迷ってしまいますからね。
こちらで色々と稼ぐ方法を紹介していますので、参考にしてみてください。
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正社員で働かなくてもローンは組めるが、組まない方がいい
正社員で働かないのは良いですが、収入が低くなる傾向にありますので、ローンは組みづらくなります。
まぁフリーターでも毎月一定の収入がある方であれば、金額は下がりますがローンを組むこと自体は可能です。
まぁあまり高額なローンは組めない傾向にありますが、フリーターでも年収によりますが数百万円程度のローンくらいであれば別に組めますよ。
地方だとフリーターでもローン組んで車を買ってたりしますし。
中古の不動産であれば、フリーターでもローンを組んで買える可能性は十分ありますね。
ただやはり正社員で働かないと収入も下がる傾向にあり雇用も不安定ですので、ローンが組めても組まない方がいいです。
ローンを組まないと買えないものについては分不相応なものと考えて、貯金をしてキャッシュで買える範囲のものしか買わないようにしましょう。
ローンなんて組んでしまうと、毎月の生活費が底上げされてしまい一気に生活が苦しくなります。
正社員であればボーナスで一括で返済することも可能かもしれませんが…。
まあ最近は地方の中小企業で正社員になっても、ボーナス出ても5万とか10万円とかしか出なかったりしますので、同じことな気はしますけどね…。
仕事が多く最低賃金の高い都会で働く
あとは正社員で働かないのであれば、働く場所はよく考えた方がいいです。
2022年10月からは過去最高の大幅上昇になりましたが、地方ですと未だに半数以上は最低賃金が800円台で、そんなところで正社員以外で働いてしまうと本当に年収100万円台とかで社会保険もないような会社ばかりです。
というかそういう最低賃金が低い都道府県ですと正社員の賃金もそれに合わせて抑えられる傾向にあり、正社員なのに手取り10万円!なんて恐ろしいことになっていたりもします。
なので、正社員で働かないのであれば、仕事が多く最低賃金の高い都会で働いた方がいいでしょう。
できれば東京などに引っ越すと良いかもしれません。
東京23区内であればバイトの平均時給ですら1200円を超えていますし、IT系の派遣などをやれば時給2000円とか3000円出る会社もあります。
東京でも郊外なら家賃2万円台からある
東京は家賃が高いじゃん!と言って反対してくる人もいますが、東京といってもピンキリですし。
東京でも多摩市などの郊外であれば、単身用の物件が2万円台からありますよ。
私も以前多摩市に住んでましたけど、新宿まで京王線や小田急線で30分とか40分ぐらいで行けますし。
正社員で働かないのであれば、東京の郊外の激安物件に住みながら、時給の高い都心に働きに出るのが一番コスパが良く生きやすいと思います。
シェアハウスに抵抗がない方であれば、月3万円台からシェアハウスに住むことも可能です。
⇒3万円以下で探す多摩市の賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報
⇒3万円以下で探す八王子市の賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報
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できれば実家や激安物件に住む
やはり正社員で働かないと収入は低くなる傾向にあり、生活が苦しいのは確かですね。
なので、出来れば実家に住んだり激安の物件に住んだ方がいいですね。
探せば築年数が古い物件ですと、ボロくて安かったりしますし。
結婚してる人ならば別ですが、独身なら住む場所なんて最悪寝れればいいですから、どこでもいいと思いますし。
事故物件とかですと、半額とかで借りられたりしますね。
あとは実家が持ち家の場合は、どうせ親が亡くなったら相続が発生して子供がなんとかする羽目になります。
「相続放棄すればいいや…」なんて考えてる人も多いですが、不動産は放棄しても管理義務がありますし、最近は管理しないと指導が来る自治体も増えてきています。
正社員で働かない場合は、実家の取り壊しや修繕費維持費などもなかなか払うのがきついと思いますので、実家に住んで自分でDIYで何とかしたりする方が経済的ではあります。
空き家にしとくと固定資産税特例も外されて出費が増えますからね…。
共済や確定拠出年金などで老後の備えをする
あとはやはり、正社員で働かないと老後や何かあった時の備えが不安です。
まぁ社会保険にさえ入ることができれば怪我で働けなくなっても保証はありますし。
老後も厚生年金が貰えるので、正社員と同等の補償は受けられるんですが…。
収入が低く貯金の金額も低くなる傾向にありますので、正社員の方よりも備えはちゃんとして行った方が良いかもしれません。
月1000円の都道府県民共済でも、入院費用の大部分を賄える
あまり高額な保険は必要ありませんが、格安の掛け捨ての共済でもいいからかけておいた方がいいです。
都道府県民共済などですと、月1000円からプランがあったりしますし。
総合保障型だと月1000円で入院日額2250円、月2000円なら入院1日あたり4500円出ますので、入院費の大部分を賄えます。
高額医療制度を使えば、所得によりますが入院費+食費+雑費でも月5~9万円くらいで済みます(経験済み)。
ネットで調べると「保険はムダ!情弱しか入らない!」なんて極論が言われていたりしますが、よく見ると「貯金しておけば問題ない」という重要な前提条件を後でコッソリ言っていることがほとんどです。
収入の低い非正規だと貯金できるペースも遅くなりますから、月1000円で済むならこちらのほうが安心でしょう。
いいかげんなことを言って注意を惹きたい詐欺みたいなインフルエンサーが「保険はムダ!」なんて言っていたりしますが、最低限だけかけておけばいいのです。
確定拠出年金は全額所得控除できるのでお得
あとは正社員以外ですと退職金もない傾向にありますので、確定拠出年金などをかけて退職金や年金の代わりを積み立てていくと良いかもしれません。
まあどうせ正社員で働いても、中小零細企業の退職金なんて「中小企業退職金共済」を月5000円ぐらいしかかけてくれなかったりしますので、まぁ自分で月五千円くらいかけておけばいいのではないでしょうか?
全額所得控除できますので、税金の面でもお得です。
⇒個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)~イデコ加入ガイド~
期間工など福利厚生が充実した職場で働き金を貯める
あとは正社員で働きたくないのであれば、福利厚生が充実した働き方で正社員以外で働くのも良いかもしれません。
正社員以外の働き方でもそこそこ年収を貰えたり福利厚生が充実している会社はありますし。
特に大手の自動車会社の期間工などですと、福利厚生も充実している傾向にあります。
まぁ年収は400万円ぐらいですが、寮費が無料で水道光熱費も無料だったりします(会社による)。
働き始めるだけでも赴任手当が貰えたり、一定年数以上勤めると満了金が出たりします。
そうすればまとまった貯金もできますし、将来のために蓄えておくのも良いかもしれません。
⇒寮費も光熱費も無料!赴任手当や満了金あり求人探すなら【工場求人ナビ】
無意味な消費はせず貯金に勤しむ
あとは今は正社員だろうが給料も下がってきていますし、税金や社会保険料の値上げで生活が苦しい人が多いです。
なので、正社員だろうが非正規だろうが関係ありませんが、無意味な消費はせずに貯金に勤しんだ方がいいでしょう。
特に正社員で働きたくない人であれば貯金は生命線ですし、お金さえあれば生き残ることができます。
逆に正社員で年収が高い人でも「正社員だから安泰」なんて考えて何も考えていない人ですと、貯金も将来の備えもせずに後でリストラとかされるとホームレスになったりします。
まあこの長期デフレの時代、大抵の欲しいものは安く買えますし、メルカリとかで中古品を買うとかなり安く済みますからね。
買ってもほとんど使わないようなものは買わずに、無駄な消費はせずお金を溜め込みましょう。
正社員でも労働環境良い会社はあるので正社員の仕事も探すべき
正社員で働きたくないとは言いましても、別に節約すれば正社員じゃなくても余裕で生きられますよ。
最近は非正規雇用でも社会保険に入りやすくなったり、人手不足の影響で少額ながらボーナスが出るような会社も増えてきていますし。
まぁこういったキーワードで検索すると「正社員で働かないと老後死ぬから、絶対に正社員になるべきだよ!」なんて煽ってくるクソサイトが多いですけど…。
ぶっちゃけ毎月生活費があまりかからないような人であれば、死ぬ思いをして正社員で働く必要もないと思います。
ただ正社員でも労働環境がいい会社は普通にありますし、特に最近は人手不足の影響で比較的良い会社にも行きやすくなってきています。
非正規の仕事を探すのもいいですが、若い方が良い会社にも行きやすいですし。
会社によってはフリーターより遥かに楽なんて言う会社も普通にあります。
仕事が多い今のうちに、比較的良い会社の正社員を探しておくのも良いかもしれません。