- 無職ニートだけど社会復帰が怖い!
- 空白期間を突っ込まれたら怖い!
そんな悩みをお持ちの方は少なくありません。
最近はニートやひきこもりの方が急増しているため、あなたのような悩みをお持ちの方は少なくありません。
内閣府の調査によると、2021年のニート総数は75万人、ひきこもりは2018年時点で約115万人で、そのうち中高年ひきこもりは61万人となっています。
ニートは空白期間が伸びている人が多く、「面接で怒られたらどうしよう」なんて考えてしまいがちです。
私はたびたび会社を辞めてニート生活を送っていたことがありますし、年単位で空白期間が空いてしまった後になんとか社会復帰した経験もありますので、説得力のある話ができると思います。
面接でニート期間について突っ込まれて面接官に説教されたこともありますが(笑)、まぁそういう会社ほど案外内定が出たりしたのが面白いところです。
この記事では、無職ニートで社会復帰が怖い時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
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無職ニートで社会復帰が怖いと感じる人は少なくない
最近はあなたのように、無職ニートで社会復帰が怖いと感じる人は少なくないようです。
ネットやSNSを見てみても、
こんな意見が散見されますね。
特に独身の一人暮らしニートの方の場合、「誰も話す人がいないので喋り方を忘れた」なんて深刻なケースも珍しくありませんから、なおさら社会復帰が怖くなりがちでしょう。
現在離職中の人の9割は社会復帰に不安を抱いているというデータも!
人材大手エン・ジャパンが2022年に行ったアンケートによりますと、現在離職中の方の9割が、仕事復帰に対して「不安がある」と回答したようです。
復帰への不安、上位は「採用してもらえるか」「希望条件に合う仕事があるか」「プライベートと仕事の両立」となっています。

私も何度もニート生活からの社会復帰を経験していますが、不安に思わなかったことなど一度もありません。
まぁそれでも社会復帰してずっと働いているとウンザリしてくるため、辞めたくなってくるわけですが…w
というか不安や恐怖という感情は行動を促すという良い面もありますから、悪い面ばかりではありません。
ニートで社会復帰が怖い時の相談先は?経験者が実際に使った相談先を教えます
私は何度もニートを経験してそのたびに社会復帰していますが、一人で動こうとしてもなかなか動けなかったりします。
一度だらけてしまうとエンジンがかかるまでに時間がかかりますからね…。
とりあえずは外部の相談機関に相談に行くなどして、徐々に社会復帰のために動いていった方が良いかもしれません。
ニートで社会復帰が怖いと感じる時の相談先について解説しますので、参考にしてください。
若者サポートステーション(サポステ)
ニートで社会復帰が怖いと感じる時の相談先として、若者サポートステーション(サポステ)が挙げられます。
私もニートをしていた時に毎週相談に行っていましたが、無事に正社員として社会復帰することができました。
仕事の紹介がメインのハローワークと違い、1週間に1回くらい予約をとって1回1時間くらい相談に乗ってくれます(無料)。
ニートだけど明日はサポステに行く…!
— ぴよちきん (@piyochicken_14) September 5, 2024
ニートも働けば友だちができる。サポステに行こう!! https://t.co/eX4HItTeFq#ヨハネライブDay3
— m_kasai (@m_kasai) December 17, 2023
サポステも地域によっていろいろな取り組みをしており、社会復帰のための活動としてボランティアのようなことをするケースもあるようです。
こういう安心できる所があるんだね、自分だと当日行くのやめちゃったりするけど、ちゃんと行ったんだね(`·ᴗ·´)
— 賛 (@nightfall3333) January 10, 2021
意味ないという意見もあるが、これ以外にできることがあるのか?というと難しい
私はサポステに救われた感覚があるので利用して良かったと思っていますが、ネットを見ていると「サポステなんて意味ない!」という意見も見ます。
まぁ相談員にも当たり外れがありますし、そもそも社会復帰するのはニートである本人なので、できることは限られています。
批判している人たちは「じゃあどういう支援があれば良いと考えるの?」という代案を示しているところは見たことがありません。
結局は社会復帰が怖い理由を相談して一つ一つ潰して行ったり、定期的にサポステに通って外出習慣をつけるとか、そういったことから始めないとニートの社会復帰なんて不可能です。
まぁ社会復帰のリハビリがてら相談に行くのが良いと思います。
社会復帰のリハビリと相談(カウンセリング)はデカイですね。
若者サポートステーションもまた検索して行ってみて自分と向かい合ってみようと思います。— ソーダ (@utubota) January 13, 2017
若者サポートステーションとやらに面談予約入れた。仕事始めるまでのリハビリになればいいな。
— なおみ (@naoknitt) July 4, 2011
仕事の紹介がしてほしいなら転職エージェントやハローワークに相談すべきですが、社会復帰が怖い方はまだそのフェーズではないでしょう。
とりあえず社会復帰のステップの一つにはなると思いますので、気楽に相談に行ってみましょう。
ジョブカフェ
社会復帰が怖いニートの方にはジョブカフェもおススメです。
こちらはニートよりはフリーターや第二新卒、学生など、働くのに問題がない方向けみたいな意味合いが強くなってくる相談機関です。
サポステと違い仕事の紹介などもしてもらえますし、面接の練習や書類の添削などもしてくれます。
こんにちは☁️ジョブカフェで面接の練習をしました!過去のエピソードが弱い感じでした😅最初の会社のエピソードを思い出していこうと思います🔥
— もり。🌲転職活動中🔥MOS Excel合格💻 (@vW34rp0YWIjuFV6) October 10, 2023
ジョブカフェはね、面接カードの添削とか面接練習とか就職のサポートしてくれるところだよ!😊もちろん、無料!😇
— 猫@公務員2019 (@naoooo93736880) October 30, 2018
しかし社会復帰が怖いニートの方がいきなりジョブカフェに行っても、「まだ社会復帰はちょっと…」と尻込みしてしまうかもしれません。
もう少し社会復帰のリハビリ期間が必要と言う方は、定期的にサポステに通って相談員に相談して少しずつステップアップしていったほうが良いと思います。
職業訓練校の教官やクラスメイト
社会復帰が怖いニートの方は、職業訓練を受けて職業訓練校の教官やクラスメイトに相談するのがおススメです。
そこであなたが就職できれば訓練校の就職実績になるため、割と親身に相談に乗ってくれます。
教官以外にも、職業訓練に通っているクラスメイトには社会人経験豊富な人が多いですし、人事をやっていたなんて人も少なくありません。
まぁだらけたニート生活から毎日学校に通うだけでかなり疲れますし、社会復帰のリハビリには最適です。
いきなりニートから正社員にならなくてよかったかもしれない…
職業訓練でさえかなり疲れてるけど、これ慣れるのかな?😇💦— 😈ダダ😈 (@shxndoiyo_xx) September 20, 2023
条件を満たせば失業保険が延長して貰えますし、雇用保険をかけていなかった方でも条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰えます。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
私もニートだった時に職業訓練を受けたことがきっかけで正社員として社会復帰した経験があります。
言ってみればもう一度学生に戻る感じですし、心機一転して社会復帰を目指すことができます。
毎日訓練校に通うことができれば社会復帰のリハビリにもなりますし、空白期間の説明にも使えるので、変なところに相談に行くよりは一番おススメです。
貧困問題に取り組むNPO団体 ※生活困窮者の場合
ニートで社会復帰が怖い方は、そろそろ貯金がなくなり生活に困っている方も少なくないでしょう。
その場合は社会復帰の前にまず生活を立て直すことを考えたほうが良いかもしれません。
最近は貧困問題に取り組むNPO団体などが増えてきていますので、相談すれば生活保護申請に同行してくれたり、代わりの制度を教えてくれたり、最寄りの炊き出しの場所を教えてくれたりします。
もう家賃が払えないとか、食費すらないなんて場合は、社会復帰どころではないでしょう。
一時的に生活保護を貰って生活を立て直してみるのも良いかもしれません。
⇒あなたも使える生活保護パンフレット – 日本弁護士連合会(PDF)
まぁ健康で働けるならケースワーカーに就労指導されますので、一度保護してもらってから社会復帰のために動いていけば問題ありません。
頼れそうなNPO団体
最近はホームレス対策や貧困問題に取り組むNPO団体が増えてきていますので、こういったところに相談すれば申請に同行してくれたりします。
こちらの団体は東京にあり、リーマンショックの時に「派遣村」を開設していた有名な団体で、私もたまに寄付してます。
こちらは大阪の団体で、代表が若い女性の方でたまにテレビに出たりしています。
こちらもたまに寄付しています。
⇒生活にお困りの方へ ホームレス状態を生み出さないニホンに|ホームドア相談受付
アンドセンターに宿泊された方の声です。住まいや生活にお困りの方、ご相談は電話・メールでもお受けしております。お気軽にご相談ください。
【メール】soudan@homedoor.org
【電話】070-5439-1715(平日11時〜18時/土曜・祝日13時〜18時/日曜休)#認定NPO法人Homedoor pic.twitter.com/dZwTfft2Ii— 認定 NPO法人Homedoor (@Homudokun) February 23, 2023
こちらも大阪の団体ですが、Youtubeチャンネルで積極的に情報発信したりテレビに出たりしています。
代表の方は強い志を持った人で、相談者が元犯罪者など問題がある方でも見捨てずに助けているので、私が大阪周辺に住んでいたとしたらここに相談してみるかもしれません。
遠方からの相談も受け付けているようです。
生活保護相談・住宅支援の相談は、NPO法人生活支援機構ALL(オール)へ (npo-all.jp)
一人で役所に相談に行っても、担当者次第で心無い言葉をかけられて追い返されてしまう可能性が高いです。
NPO団体も担当者次第の面があるのですが、一人で役所に相談に行くよりはだいぶマシな対応をしてもらえると思います。
ニートで社会復帰が怖い時の対処法!まずこれからやろう
ニートで社会復帰が怖い時の相談先を紹介してきました。
しかしあくまで社会復帰するのはあなたなので、実際にあなたが動き出していかないと社会復帰することはできません。
ニートで社会復帰が怖い時の対処法を解説しますので、参考にしてください。
とりあえず早寝早起きして世間と生活リズムを合わせるところから始める
ニートで社会復帰が怖くなってしまうのは、世間と生活リズムがズレていることも要因の一つです。
昼夜逆転でだらけた生活を送っていては、社会の人たちとの剥離が大きくなってきて、社会復帰が怖くなりがちです。
とりあえず早寝早起きをして、世間と生活リズムを合わせるところから始めたほうが良いかもしれません。
ニートなので早寝早起きして
お仕事探しに行きますおやすみなさい— とるたろう🍠 (@toru_tkn12) November 25, 2021
まぁ早起きして朝散歩にでも行ってみると体力がついて良いかもしれませんね。
昼夜逆転だとメンタルも病んできますので、ニートでも早寝早起きしたほうが良いです。
作業療法がてら、ブログやyoutubeなど情報発信をしてみる
ニートで社会復帰が怖い人と言うのは、長引くニート生活で脳が退化しているケースも多いです。
そういった方の場合は作業療法がてら、ブログやyoutubeなどで情報発信してみるのがおススメです。
毎日情報発信のための作業をしていくって大変ですし、これで生計を立てている人もいるわけですから、やることは実際に仕事をしている人と同じです。
まぁやることはなんでもいいのですが、実際に仕事をするとなるとこういった細かい作業などをやることになるわけですから、リハビリがてらやってみると良いでしょう。
作業療法がてら少しずつメルカリで出品を始めました(´`*)
ネックレスやパワーストーンのブレスがメインですが、昔別サイトでネイルチップをデコって出品してた事があって、ストーンとかが大量に余ってるのでそれらも出品予定です。
どうぞ見に来てほしいです(´`*)#メルカリしろあん— えみ🐾里親募集垢も宜しくお願いします🙏🏻 (@fuyune_love) December 28, 2018
職業訓練校に通う
上でも紹介しましたが、ニートで社会復帰が怖い方は職業訓練校に通うのがおススメです。
条件を満たせば月10万円貰いながら通えますし、月8万円までならバイトも可能です。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
学生の頃は社会復帰が怖いなんて思わず、毎日学校に通って卒業したら普通に就職していた人が多いと思います。
当時の感覚を思い出せるかもしれませんので、こういったところに通ってみると良いでしょう。
一日でいいから働いてみる
ニートで社会復帰が怖い方は、一日でいいから働いてみるのもおススメです。
幸い最近は単発バイトができるアプリなども増えてきていますし、怖くても一日くらいなら働けるでしょう。
面接・履歴書なしでスキマ時間にすぐ働ける!500万人が利用している単発バイトアプリ【タイミー】
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まとめ
ニートで社会復帰が怖い時の相談先や対処法を解説してきました。
いきなり社会復帰して働き出すのはきついと思うので、少しずつリハビリがてら動き出していくべきです。
今すぐに正社員として採用されたとしても、今の状態ではついていけずに辞めることになりかねませんからね…。
まぁ今は人手不足が深刻な会社が多いですし、あなたさえやる気を出せば仕事なんていくつも見つかると思います。
帝国データバンクの2025年4月の調査によると、51.4%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、最も高い情報通信業では69.9%と深刻な人手不足が続いています。
一日でも若い方が良い会社に行ける可能性がありますので、早めに動いておくと良いでしょう。