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- 引きこもりで毎日ずっと寝てるだけ!
- 食べて寝てネットして…の繰り返し!
- 何をする気力もない!
とお悩みの、引きこもりでずっと寝てるだけの生活を送っている方のためのページです。
引きこもりが長い人ですと、そういった状態になっている方は多いと思いますが…。
国の推計では、約50万人の引きこもりの方がいると言われていますからね。
ずっと家にいたら、無気力になりそんな状態になってしまうのも当たり前です。
ですがこんなページを見ているということは、あなたはそろそろ「社会復帰しなきゃな」ぐらいには思っているのかもしれません。
ですが、きっかけが掴めず、今の生活を続けてしまっているのかもしれません。
いったいどうしたら良いのでしょうか?
⇒【ブランク】長期無職、ニートの空白期間を解決する6つのポイント
ずっと寝ていると、更に引きこもるようになる
あなたもよくわかっていると思いますが…。
ずっと寝ていると、さらに引きこもりが悪化します。
精神状態も悪くなってくるでしょうし、日に日に自信もなくなってくるでしょうからね。
「社会復帰しなければ!」見たいな気持ちは、頭の片隅にはあるのかもしれませんが…。
- 「今日も何もせず一日が終わってしまった…」
- 「このままじゃやばい!と思いながらも何もできなかった…」
- 「自分なんて、何もできないんだ」
こんな気がしてきてしまうのです。
そんなのはただのあなたの思い込みなのですが、そうやってひきこもってずっと寝ているだけで何もしない毎日が続いてしまうと、
本当に何もできない気がしてきてしまうのです。
「動き出さなきゃ!」と思いながら何もできない行動しないと、学習性無力感と言って、何もできないような気がしてしまうんです。
実際は、ただのあなたの思い込みなんですけどね……そんなん気にしてるのあなただけです。
ですが引きこもりになってしまう人というのは、そういった悪い習慣を続けた結果、深刻な今のような問題になっていると思います。
引きこもりを含む精神障害というのは、たいていはそんなものです。
「毎日の運動を習慣づける」ことを目標にすべき
あなたのように、毎日ずっと寝ている生活をしているような、重度の引きこもりの方ですと、
「社会復帰しろ!」といっても、難しいでしょう。
「社会復帰しろ!」というのであれば、具体的にどのように社会復帰をすればいいのか?手順やプロセスを示す必要がありますが、多くの人はそんなもの知りませんからね。
だからただ単に邪魔者扱いしたり、「外に出ろ!」と突き放すだけです。
そもそも出れるもんなら、とっくに出てると思いますしね。
なので、上でも述べましたとおり、ずっと引きこもるのだけはやめることを目標にしましょう。
具体的には、毎日外に出て適度な運動ができるようになれば、社会復帰の大きな第一歩になります。
まずは、そこゴールにしたほうがいいと思います。
ただ、今はずっと引きこもって寝ている生活ですので、一歩ずつやっていく必要がありますけどね。
まずは、
- とりあえず起きている間は机に向かってみる
- 部屋の掃除から始めてみる
- 睡眠時間を短くしてみる
- 閉めっぱなしのカーテンを少し開けてみる
等々。
そういった小さなところでいいから、現状を変えていく必要があります。
今はドブを這いずり回るネズミのような心境かもしれませんが、少しずつやっていけば外にも出れるようになるでしょうし、
外で運動できるようになれば精神状態も必ず上向いてきます。
そこまで行けば、社会復帰は時間の問題でしょう。
そのために、まずはそういった地道な一歩を踏み出していく必要があるんです。
いきなり社会復帰は難しい
上でも申し上げましたとおり、あなたのようなずっと引きこもって寝ている方は、社会復帰をすぐにするのは難しいでしょう。
ネットで相談したり、家族などに聞いてみたとしても、
- 「早く仕事探し出せ!」
- 「家から叩き出すぞ!」
- 「親に迷惑をかけるんじゃない!」
こんなことを言われるに決まっています。
ですが今の状態からいきなりそんなこと言われても、社会復帰なんてできませんよ。
まずは上でも申し上げましたとおり、
- とりあえず少しでも動くことから始める
- 外に出ることを目標にする
- 外に出て運動してみることを目標にする
そういったレベルから始めていかないと、まず無理です。
普通の健康な人間ならいざ知らず、あなたのようなずっと引きこもって寝ている方ですと、体力も落ちてきていますし、脳も退化してきていますからね。
いきなり世間の人に合わせた生活リズムを取ったとしても、疲労困憊でついていけなくなるのがオチです。
あなたがこんなページを見ているということは、あなたはようやく「そろそろ社会復帰したい」という気持ちが、多かれ少なかれ湧いてきたのかもしれませんが。
無理して挫折してしまったら、次いつあなたが社会復帰の意欲を持ち出すのか、わかったものではありません。
なので一歩ずつでいいから、前進していく必要があります。
「1ミリでも前に!」を心がけましょう。
最終的には、バイトでもいいから長く働くことをゴールに
ただ最終的には、バイトでもいいから長く働ける職場を見つけることをゴールにしましょう。
まあ別に今は有効求人倍率が高止まりしているので、正社員の仕事も頑張れば見つかるかもしれませんが…。
今引きこもってずっと寝ている状態からそこまで行くのは、正直難しいでしょう。
とりあえず、アルバイトでもいいと思います。
単純にそのほうが仕事が見つかりやすいですし、最近は人手不足の影響もあってバイトの時給も全国的に上がってきていますからね。
それでいて、2016年に法律が改正されて、アルバイトの方でも社会保険に加入しやすくなりましたからね。
一昔前は
- 「フリーターだと年金が少ないから老後やばい」
- 「フリーターはケガや病気になったら何の保証もない」
みたいに言われていましたが、社会保険に入れればそれらの問題もなくなります。
社会保険なら老後手厚い厚生年金に入れますし、社会保険の健康保険に入れれば、ケガや病気の時でも最大1年6ヶ月傷病手当金をもらうことができますからね。
つまり、正社員と同等の補償を受けられるようになって来ているのです。
なのでまぁ、とりあえずはアルバイトでも問題はないかもしれません。
やる気を出せば、相談にのってくれる機関はある
あなたのような方のために、相談に乗ってくれる機関というのは増えてきています。
具体的には、若者サポートステーションなどがそれです。
ニートや引きこもりのために、社会復帰の相談に乗ってくれます。
私も一時期フリーターをしていた期間がありましたが、その時によく相談に乗ってもらっていました。
ニートや引きこもりの方がメインの利用者なので、相談員は優しい人しかいませんからね。
気楽に行くことができます。
まあとりあえずは、ちゃんと外に出るようになってからの話ですけどね。
あなたが今やる気を出して一方踏み出せば、そうやって手を差し伸べてくれる相談機関もあるのです。
⇒全国のサポステ | サポートステーションネット(外部サイト)
音読をして脳を活性化させるのも手段の1つ
そういった1日中ずっと寝ている引きこもりの方ですと、脳も退化している可能性が高いです。
そういった方の社会復帰のリハビリとしては、音読をおすすめします。
これをやると脳が活性化されますからね。
具体的には、精神の安定や意志の強さを司る前頭葉が活性化されます。
私も音読を一時期していましたが、自制心がついたと思いますし、些細なことでは動揺しにくくなった気がします。
単純に頭の回転が速くなりますので、
- 要領が良くなったり
- 行動力が湧いてきたり
- 記憶力が良くなったり
します。
ネット見ていると、
- 「音読を始めて引きこもり脱出した!」
- 「音読をし始めてから面接で連戦連勝!」
- 「音読を始めてから、行動力がみなぎってきた!」
みたいな意見も、かなりあります。
単純に喋る練習にもなりますから、コミュニケーションの練習にもなりますし。
毎日引きこもっていてずっと寝ているなんていうのはいいことなんて1つもありませんが、音読はいいことづくめなんですね。
具体的には、読むものは何でも構いません。
こういったブログの文章でも、図書館で本などを借りてきて読んでも構いません。
できるだけ早いスピードで、最低でも一日10分ぐらいはやりましょう。
私は最盛期は、一日3時間ぐらいやってましたね。
引きこもりの方ですと、一日8時間以上音読している方もおられるようです。
時間が長いほど、脳が活性化されますから社会復帰は早まるかもしれません。
誰にでもお勧めできるライフハックの1つです。
トラウマ改善にはnLPを使うのも手段の1つ
あるいはあなたのような方ですと、過去のトラウマがあって引きこもっている方も多いかもしれません。
- 「学校でいじめられたのがトラウマ」
- 「ブラック企業で上司にパワハラされたのがトラウマ」
- 「親から受けた虐待がトラウマ」
こんなトラウマがあって、対人恐怖症患ってしまい、引きこもってしまっている方も多いのではないでしょうか?
そういった精神的なトラウマがある場合、心療内科などに通ってもあまり意味はありません。
抗不安薬などの精神薬を出してくれるだけですからね…。
そういったトラウマを払拭したい場合、認知行動療法やNLPなどの心理的技術を習得するのも手段の一つです。
中でもNLPは、一度習得すれば自分の内面をコントロールしたり、恐怖症を改善させたりすることも可能です。
まぁ詳しくは実際に自分で調べたり、本を読んだりして勉強してもらいたいんですが。
トラウマを感じている人というのは、トラウマを感じているときに共通する感覚というものがあるはずです。
みんな所詮同じ人間ですから、トラウマを感じている時のような一定の状態の場合は、どんな人間でも似たような感覚を感じているはずなんですね。
例えば、
- 自分の左側にすごく嫌なイメージを感じる
- 「お前なんていらない!」みたいなネガティブな声が聞こえる
- トラウマを与えた恐ろしい人間のイメージが見える
- 胃のあたりがムカムカしてくる
等々。
嫌なイメージというのは、こういった特徴があるものです。
NLPを使えば、そういった嫌なイメージを緩和したり、もっといいイメージに「書き換える」こともできます。
実際西洋の方ではNLPが普及していて、トラウマや恐怖症のセラピーに使われていたりしますし、一定の成果をあげています。
「自分のなかのトラウマや葛藤と、そろそろケリをつけたい!」と考えているのであれば、大きな力になってくれることでしょう。
⇒恐怖症治療 NLP学び方ガイド(外部サイト)
まとめ
毎日引きこもってずっと寝ているというのは、あなたもわかっていると思いますが健全な状態ではありません…。
ですが、こんなページを見てくれているということは、あなたは多かれ少なかれ、社会復帰の意欲が芽生えてきたのかもしれません。
その気持ちはとても大事にしたほうがいいと思います。
前に進む気持ちさえ持っていれば、いずれは達成できると思いますからね。
親や世間は
- 「引きこもりなんて叩き出せ!」
- 「早く社会復帰しろ!」
みたいに煽ってくると思いますが、一歩ずつ地道に行ったほうがいいと思います。
いきなりフルタイム仕事を探し始めても、絶対無理だと思いますし。
まずは、リハビリ期間が必要だと思いますね。
毎日外に出るようにしたり、音読などのトレーニングを行なって、以前の能力を取り戻すことを目標にしたほうがいいと思います。