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- ホームレスになりたい!
- 今の生活を捨てたい!
- 全てを捨ててお金から解放されたい!
とお考えの、ホームレスになりたいと考えている方のためのページです。
特に最近はストレス社会と言われているため、あなたのような願望を持つ方は少なくないかもしれません。
技術の発達や社会の変化スピードも速すぎますし、「競争社会についていけない!」なんていう人も多いですね…。
税金や社会保険料も年々上がる一方ですし「老後最低でも2000万円貯めろ!」なんて言われますし、やることが多すぎます。
昔はそんなめんどくさいことを考えなくても天寿を全うできたので、ある意味気楽だったかもしれませんが…。
そういった社会からの要求に嫌気がさすと、「ホームレスになりたい!」なんて願望を持つあなたのような人も出てきてしまうのです。
この記事では、ホームレスになって世捨て人になりたい時の人生戦略を解説します。
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ホームレスになりたいと考える人は少なくない
最近はあなたのように、ホームレスになりたいと考える人は少なくないようです。
ネットやSNSを見てみても、
ホームレスになる覚悟があればなんでもチャレンジできるよね。ってかホームレスになってみたいわぁ!
— Harutaka (@harutaka_kito) November 21, 2010
2日くらいホームレスになってみたい
そんで家のありがたさを感じたいそんな気分。
— 夏樹♂ (@ketchup_mania_8) April 5, 2021
いつ死んでもいいように人生で経験してみたいこと3選を書き出してみた
ナマポ生活してみたい
ホームレスになってみたい
逮捕されてみたい— 大石理乃㌠🎤🎸💴✨ (@tasotokyo) December 12, 2022
お父さんが「ホームレスになってみたい」とかとち狂ったこと言い出したwなんなんだうちのお父さんw
— しの🇩🇪 (@drunker51) February 28, 2012
なんかもう楽しみがない。無駄に生きてる感じ。
いっそのことホームレスになってみたい。
— 海外ドラマに育てられた漢shogo (@_shion_E_Levi) October 8, 2018
ホームレスになってみたい
炊き出しは毎日お願いします— みさき (@_LOLg) July 13, 2020
こんな意見が散見されます。
まぁ単に「疲れたからすべてを捨てて一からやり直したい」くらいのニュアンスで言っている人が多いのかなとは思いますが…。
最近は労働環境の悪いブラック企業も多いですから、仕事だけでクタクタになってしまいますからね。
しかしホームレスの数は年々激減している
ホームレスになりたいあなたにとって良いのか悪いのかわかりませんが、ホームレスの数は年々激減しています。
厚生労働省の2022年度調査によると、全国の路上で生活する人の数は3,448人。 同調査の15年前の人数18,564人と比べると、8割ほど減少したことになります。

まぁ日雇いをしながらネットカフェ難民をしているような人も少なくないようですが、彼ら彼女らは一応ネットカフェ難民ができる程度には働いて収入があるわけですからね…。
最近はホームレス支援を行うNPO団体などの活躍もあって、都会では夜回り活動をしてホームレスの方がいたらシェルターに入居させたり、生活保護申請に同行して福祉に繋げたりしているようです。
私もホームレス支援団体にたまに寄付をしたりボランティアに参加したこともありますが、以前よりは確実に福祉の網にかかりやすくなってきているようです。
まぁホームレスのような分かりやすい弱者ならば支援が充実してきていますが、今はむしろそういった支援団体のない、中途半端なワーキングプアの方が一番割を食っているような気がしますね…。
ホームレスになりたい!すべてを捨てて身軽になりたいならこうしろ!
私も以前勤めていた会社を辞めて、一時的にネットカフェ難民的な生活をしたことがあります。
私が以前勤めていた会社の同僚にも、アパートを追い出されて会社の駐車場で車上生活をしていた人も見たことがありますw
しかしホームレスなんてそんな良いものではありませんし、なったら後悔する人が多いのでは…。
ホームレスになりたい時の人生戦略を解説しますので、参考にしてください。
ホームレスになるだけなら思い立てばすぐになれる!
ホームレスといっても、家から出て外で寝泊まりしてれば、それでもうホームレスです。
あなたが今思い立てば、今すぐにホームレスになることも可能です。
中には自分名義の家を持ってるのに、嫁に家を追い出されたようなホームレスの方もいますからね。
賃貸に住んでいる方であれば、家賃を何か月も滞納したり契約を解除すればホームレスになれるでしょう。
しかしホームレスになってもメリットはほぼない!
ただ、「ホームレスになって一体どうしたいのか?」が問題です。
不利になることはあっても、メリットはほぼないと思います。
ほぼないというか、一つもないかもしれません。
彼らは気楽そうに見えますが、さすが真面目な日本人というべきか、空き缶拾いをしたり雑誌を拾って売っていたりします。
結局日銭を得るために働いています。
そんなのするくらいなら、世間体は悪くてもバイトでもしてたほうが楽だと思います。
今は最低賃金も上がってきていますから、バイトやパートでもフルタイムで働けば、ある程度の稼ぎにはなりますからね。
野宿はきつすぎる!やめたほうが無難
あとはホームレスになって何がしたいのか?が問題です。
イメージ通りの段ボールハウスで野宿してるホームレスになりたいなら、やめておいたほうがいいですよ!
夏は昼間なんとか図書館などに非難すれば堪えられると思いますが、冬はきつすぎます。
暑いのは我慢できますが、寒いのは本気で死にます。
もしあなたがホームレスになったとしたら、冬場寒空の下で自分の愚かさを後悔することになるでしょう。
やるなら東京などの都会は炊き出しが多く暮らしやすいらしい…
ホームレスをやる場合、東京は炊き出しが多くて比較的暮らしやすいようです。
ホームレス生活を経験した國友公司氏によると、東京では炊き出しが多く食うには困らないようです。



大阪もホームレスで有名な西成があるからか、支援団体や炊き出しが多いようですね。
本当にホームレスをやりたいのであれば、都会でやったほうが暮らしやすいのかもしれません。
人が多いほうが仕事やビジネスチャンスもありますから、日銭稼ぎもやりやすいでしょうし。
逆に田舎でホームレスとなると、空き家を不法占拠したり勝手に畑を作ったり…みたいなサバイバル生活になるような気がします。
ベテランホームレスは河川敷に小屋を建てて住む!?
長年ホームレスを取材している村田らむ先生によると、10年以上ホームレスをしているベテランは河川敷に小屋やテントを常設して住む割合が多いようです。
3ヵ月未満の初心者ホームレスの多くは公園で寝ているが、3ヵ月から6ヵ月になると 駅舎の割合が高くなっていき、1年から5年未満だと道路の割合が高くなってくることが指摘されている。そして、5年以上になると、河川敷の割合は一気に増え、10年以上暮らしているとなると、河川敷が33.4%と、公園の32.9%を上回ってトップに躍り出る。



河川法に違反しており当然ながら違法ですが、住んでいるなら強制撤去などはされにくいようです。
台風などの増水で流されるリスクはありますが、確かに河川敷なら比較的自由に使えそうですね。
DIYが得意な人ならちょっとした小屋くらいなら建てられるでしょうし、断熱材なども入れれば案外快適に暮らせるのかもしれません。
他人の家の屋根裏にコッソリ住みつくホームレスも! ※違法です
なんと世の中には、他人の家の屋根裏部屋に勝手に住みつくホームレスもいるようです!



丸野(以下、丸)「実際にどこで生活していたのですか?」
Cさん「全然知らない人の家の天袋で生活をしていました。逮捕時に住んでいた家はもう11軒目でしたね。罪状は住居侵入現行犯でした」
ホームレスというかただの犯罪ですが…。
激務な仕事だったりズボラな家主だとバレにくいのかもしれませんが、これなら普通に働いて暮らしたほうがマシですね…。
今は空き家が急増!家賃に怯える毎日なら中古物件でも買うのも手
ホームレスになりたい人の中には、毎月の家賃に怯えている人も多いかもしれません。
家賃だけで給料の何分の一か出て行ったり、中には給料のほとんどが家賃で消える!なんて人もいますからね…。
そんな生活をしていると「家賃がかからないホームレスが羨ましい」なんて気持ちも出てきてしまうのかもしれません。
まぁホームレスとはいいますが、今は空き家率が異常に高くなってますからね。
2018年には空き家率が13%を超え、2033年には三分の一が空き家になるだろうと言われています。
最近は空き家バンクなんてのも出てきましたし、アクセスが悪かったり程度が悪い物件だと、50万円以下とかタダ同然で帰るケースも増えてきています。
地方衰退で「負」動産が急増!タダでもいらない0円物件も
最近は地方衰退の影響なのか、誰も買い手がつかずタダでもいらない「負」動産が急増しているようです。
持っているだけでも固定資産税がかかりますし、取り壊しなども最低でも100~200万円くらいかかりますからね…。
それに伴い、0円物件の無償譲渡仲介サイトなんてのも出てきているようです。
【みんなの0円物件】無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト-空き家,住宅,土地,店舗 (zero.estate)
最近はDIYでセルフリフォームして住んだり、賃貸用物件として貸し出す人も増えているようですから、活用できる人にタダであげたほうが良いのでしょう。
自分でリフォームすれば材料代だけで済む
まぁリフォームは必要になるかもしれませんが、床や壁の張り替えなどは全国でワークショップが開催されていたりして学ぶことも可能です。
私は実家の床や壁をyoutubeやネットで学んでやってみたことがありますが、まぁやり方が分かれば女性でもできますねあれは…。
世の中には女性でも家を一軒セルフビルドする人もいるようですし、技術があれば可能だと思います。



まぁそこまでやる必要はありませんが、大抵のリフォームは個人でも全然可能です。
安く家が手に入るならホームレスなんてする必要はない
安く家が手に入るなら、別にホームレス生活をする必要はないと思います。
田舎の物件なんて固定資産税年間数万円程度ですし、それだけ払えば家賃もかからず最低限自宅を維持することが可能ですからね。
やっぱりいざという時に帰れる拠点は必要です。
住所がないと仕事も探せませんし、行政手続きもできません。
今の恵まれた時代では、地方を中心としてもはや住宅は余っているので、無理してホームレスになんてなる必要はありません。
現在お金がない場合でも、「家を買う」という目標があるのであれば、100万200万くらいなら貯められるでしょう。
土地を買ってプレハブハウスに住むという選択肢も
とりあえず土地だけ買えれば、最近はプレハブなどでも質が上がってきているので、最低限住むことは可能です。
断熱材が入っているヨドハウスなどは100万円以下からあります。
これもピンからキリまであり、物置レベルで断熱性能の低いプレハブハウスなら20万円以下からあるようです。
あとは電気を引いて家電を設置すれば、居住性は低いかもしれませんが暮らしている人はいるようですね。
ローコスト生活がしたいだけなら、地方移住もアリ
単純に死ぬほど働いて、その分金が出て行く生活に疲れただけであれば。
田舎に移住して、ローコスト生活をするのも手段の一つです。
都会だと家賃が一番のネックで、どうせ夜寝るために帰ってくるだけなのに、都会は家賃が高すぎます。
田舎ならば地価が安く、しかも広い土地が手に入るのがメリットです。
過疎化してる地域なら、投売り状態で中古住宅が買えるケースも多いです。
田舎は猛烈なスピードで過疎化していますので、豪邸でもそもそも買い手がいないんです。
田舎は耕作放棄地も多いので、畑をやって野菜や米を生産することもできます。
まぁガチでやろうとすると高額な農業機械が必要になるので破産しますが、家庭菜園レベルならそこまでかかりません。
稼ぎが低いと税金と社会保険料も連動して安くなることを知っておこう
あとはホームレスになりたい人と言うのは、毎月稼いでも税金と社会保険料でたくさん引かれてウンザリしている人が多いでしょう。
「国にこんなに搾取されるなら、お金と無縁そうなホームレスになりたい!」という願望が出てきてしまうのも分からなくはありません。
しかし税金と社会保険料がそれだけ引かれているということは、あなたがそれだけ稼いでいるということです。
稼ぎが低ければ税金や社会保険料が免除や減免されたりするので、ホームレスになる前に知っておいたほうが良いでしょう。
ホームレスよりもフリーターになったほうがまだマシですし、生活費を抑えればそれでも暮らせるかもしれませんからね。
稼ぎが低いと税金や社会保険料はこんなに下がる
稼ぎが低すぎると、
- 国民年金が全額免除になる(国庫負担で老後半分は貰える)
- 国民健康保険の保険料が7割減免される
- 所得税、住民税が非課税になる
- 高額医療制度の自己負担額が最低金額になる
- 年金世帯は「年金生活者支援給付金」が月5020円貰える
- 住民税非課税世帯になると選挙前のバラマキで給付金が貰えることも
- むしろ生活保護が貰える可能性がある
などの恩恵が受けられる可能性があります。
まぁこれらのメリットを得ながら暮らすには、生活費を最低限にする必要がありますが…。
少ないお金で暮らせるのであれば、少ない稼ぎでも暮らせるのです。
改造車やキャンピングカーで移動生活もアリ
或いは、軽トラックの荷台を改造して居住スペースを作ったり、キャンピングカーやミニバンで寝泊まりするのも手段の一つです。
これで全国旅してる人は結構いますね。
これも一応、ホームレスみたいなもんだと思います。
ただ、キャンピングカーは新品だと800万くらいしますが…。
金額を考えると、軽トラックの荷台部分を改造して居住スペースを作るのが現実的かもしれません。
道路を走っている自作キャンピングカーはたまに見ますね。
しかしやはり維持費がネック
ただやはり車なので、維持費がかかります。
- ガソリン代
- 車検代
- 任意保険
- メンテナンス費用
など。
これをやっている人は、フリーランスの人が多いみたいですね。
パソコンやネットがあれば仕事ができる人たちで、日本全国移動していても仕事ができるのです。
ホームレスよりも生活保護を頼る手もあるが…
ホームレスになりたいなんて考える人は、お金があまりない状態の方も多いかもしれません。
ホームレスになるよりは、生活保護を検討したほうが良いでしょう。
日本を代表していた菅元総理も「日本には生活保護があるから!」と胸を張って言っていましたし、権利なのですから条件を満たしているなら堂々と申請しましょう。
ただあなたが一人で役所に行っても、水際作戦で追い返されるのがオチかもしれませんが…。
最近は貧困問題に取り組むNPO団体に相談したり、弁護士に相談したりして申請に同行してもらうのが確実みたいですね。
役所の福祉課も専門家相手だと適当なことを言えませんから、条件を満たしていたら申請を受理するしかありません。
⇒あなたも使える生活保護パンフレット – 日本弁護士連合会(PDF)
菅首相「最終的に生活保護がある」や田村厚労相「生活保護はためらわず利用を」と言ってるが
財源豊富な東京でさえ弁護士や支援団体のスタッフなどが同席しなければ申請させない水際作戦をされてしまう
覚えておいて欲しいが、弁護士やもやいのスタッフは無料で同行してくれるよ
そういう制度がある pic.twitter.com/CtULPttKb0
— 相談に乗っている桜井🌺 (@sakurai7715) April 28, 2021
最後のセーフティネット刑務所もあるが… ※非推奨
ホームレスになりたい人だと、お金のことなど煩わしいことを考えたくない!という人も少なくありません。
もう色々なことがめんどくさい人だと、「刑務所のほうが何も考えずに済むからラクだった」なんていう人も少なくないようです。
人間関係やら色々めんどくさいとは思いますが、確かに決まったルーチンで生活していて衣食住も医療費も無料のようですし…。
刑務所に行けばシャバでの借金やらしがらみやらは全部ウヤムヤになりますし、逃げで刑務所に行きたがる人は少なくないかもしれません。
最近は高齢受刑者が増えているからか、刑務所内で介護やリハビリまでしてくれるようです!






ホームレスの人でも、冬場は軽犯罪を犯して刑務所で冬を越すケースも少なくないようです。
まぁ「犯罪は絶対にやめてください!」とは言っておきますが、ホームレスになりたがるような人だと、こういった話を頭に入れておくと、もしもの時に生き残れるかもしれません。
ホームレスより生活費を下げてフリーターでもやったほうがマシ
結論を言うと、ホームレスよりも生活費を下げてフリーターでもやったほうがマシだと思います。
最近は地方の空き家がかなり安く買えますし、それで固定資産税だけで済めるのならば、節約してフリーターでもしながら生きたほうがラクで楽しめるような気がします。
最近は最低賃金もかなりのペースで上がっていますし、バイトでも社会保険に加入できるようになってきたりしています。
シャバで働いて家を持っていれば、こうやってネットしたりyoutubeを見てダラダラしたりもできますからね…。
Twitterなどを見ていると、節約ガチ勢の方は家賃込み月3万円台で一人暮らししているような人もいるようです。
まぁこのあたりは上には上がいるのでキリがありませんが、その程度で暮らせるならフリーターでも余裕でしょう。
今は工夫次第で安く暮らせる時代ですから、ホームレスよりもフリーターでもやってサイレントテロ生活をしたほうが良いと思います。



まとめ
ホームレスは、思い経てばすぐにでもなれると思います。
ですが、ホームレスになったところで野宿はきついですし、空き缶拾いとかしても大した金にならないので、あまり意味がないと思います。
まぁ一番は生活費を下げることですね。
そうすれば今のつらい仕事を辞めても生活しやすいですし、バイトでもすれば普通に貯金もしながら老後の積立までしていくことができるようになるでしょう。
ホームレスなんかになっても良いことは一つもありませんので、今できるところから生活を見直していったほうが良いと思います。