という悩みを持つ、適応障害で休職中の方のためのページです。
適応障害というと、異動先の部署の人間関係についていけなかったり、転職先に馴染めず発症してしまった…という方が多いと思います。
とりあえず休職できたはいいものの、これからのことを考えると不安でたまらない状態でしょう。
職場に迷惑をかけて申し訳ない…とか、こんなに神経細くてこれからやっていけるのだろうか…?とか、色々な不安が頭を渦巻いているかもしれません。
これから一体どうすべきか?をまとめました。
職場復帰できそうならば、そのほうがいい
休職中ですので、もう少ししたら『復帰するのか?退職するのか?』の決断を迫られると思います。
復帰できるのであれば、そのほうがいいです。
退職したら新たに仕事を探さなければなりませんし、貴方の年齢によっては再就職が困難かもしれません。
バイトや派遣程度ならすぐ見つかるとは思いますが…。
ですが、適応障害というのは環境に適応できないから発症するものです。
休職前と全く同じ環境に戻ることになるのであれば、また再発してしまう恐れがあります。
異動先の人間関係に適応できなかったのであれば、元の部署に戻してもらう…というのであれば上手く復帰できるかもしれません。
ですが元の部署自体がなくなった、又は大規模な人事異動で知っている人間がほとんど異動した…というのであれば、かなり厳しい状況です。貴方以外の元同僚も適応障害になっている可能性もあります。
適応障害からうつ病に…というケースも珍しくありませんので、あまりに辛いようであれば退職するのも手です。
うつ病にまでなってしまうと再就職はさらに困難になるので…。
退職後、すぐに生活に困るわけではない

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退職したとしても、失業給付が貰えますので、すぐに収入が途絶えるわけではありません。
勤続年数によっても変わってきますが、概ね自己都合退職ですと三ヶ月~半年程度の期間、失業給付が貰えます。
この期間内に職業訓練校に通い出せば、訓練期間中は失業給付が延長されますので、一年くらいは働かなくても済みます。
職場復帰か退職か?という二択に迫られた場合、多分貴方はどっちもイヤだと思います。本音では。
職場復帰した時のことを考えるとトラウマが蘇ってきて胃が痛くなってくるでしょうし、退職してもその後食っていけるのか不安だからイヤだと思います。
でも退職してもしばらくはなんとかなりますので、いっそのこと会社を飛び出してしまうのもいいと思います。
安易には勧めませんが、サラリーマンだけが人生じゃありませんし、会社に縛られてるだけの人生ってのもイヤになってきませんか。
貴方がどういう人生を送りたいかにもよりますが…。
職場復帰できるのであればそのほうが絶対いいんですが、『最悪退職すればいっか♪』くらいに気楽に考えてたほうがいいです。
ストレスとプレッシャーにやられる可能性があります。
貴方はただでさえ真面目な方だと思いますので。
退路も確保しておいたほうがいいです。
いっそサラリーマン以外の働き方を目指すのも手
サラリーマンというのは、とにかく会社の都合に左右されます。
部署異動もそうですし、転勤もそうです。
配置転換の結果、貴方のように適応障害を発症する方は現代では珍しくもなんともありません。
なんとか働けているが、毎日地獄に向かうような気持ちで通勤している方も大勢います。
最近ではそんな地獄のような労働に嫌気がさし、サラリーマン以外の働き方を選ぶ人が増えています。
今はインターネット環境があればどこでも仕事ができる時代ですし、国内だけでなく世界を相手にビジネスをすることも可能です。
ネットを介して仕事ができるクラウドソーシングサービスなら、今からすぐにでも在宅で仕事を開始することができます。
こちらのページで詳しく紹介していますので、参考にしてください。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
⇒リモートワーク求人多数!新しい働き方を提案する転職サイト【LIBZ】
食っていけるレベルになるのは楽な道ではありませんが、人生がかかっているのです。
覚悟を持ってやれば、人生というのは変えられます。
起業、独立についてはこちらの記事でも考察していますので、参考にしてください。
⇒無職で仕事見つからないし、起業ってどうかな?と思ったら見る5項目
転職がまず思い浮かぶが、結局は運任せ

MasterTux / Pixabay
休職期間中に転職活動しよう!ってのも悪い道ではありませんが、転職先でも適応できない可能性もあります…。
こんなの完全に運次第ですけどね…。
ただ、今の職場の環境があまりにも悪い場合、転職することで改善するケースも珍しくありません。
実際私も適応障害と診断されたことがありますが、転職したら治ったことがあります。
診断された当時は毎日鬱屈とした気持ちで『死んだほうがマシかな…』くらいに最悪の気分でしたが、環境変えたら治りました。
やはり適応障害というのはストレス源が取り除かれないと、根本的解決にならないと思います。
休職させてくれるような職場ですから職場復帰後の人間関係もきちんと配慮してくれる可能性もありますが、わかりません。
会社というのは利益を最優先に考えていかないといけないので、性格の悪い人間だろうと会社に利益をもたらす存在であれば、丁重に扱います。
貴方がどの程度会社に貢献しているかによりますが、もしストレス源となる性格の悪い人間がいて、貴方よりも会社に貢献しているのであれば、会社はそちらを優先します。
ひとつの会社だけにしがみつこうとすると足元を見られる可能性もありますので、いっそ転職してしまうのもアリです。
足元を見られると「お前は他社では通用しないから、仕方なく使ってやってるんだ」みたいに言われる可能性があります。
そうなると人間の尊厳を著しく侵害されます。
退職を想定して、貯金をはじめたほうがいい

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まだ会社をやめるかどうか決めあぐねているかもしれませんが、貯金は絶対にしておいたほうがいいです。
貯金があれば会社をやめても生き残れますので、心に余裕がでてきますし、強気なチャレンジをしていくことも可能です。
といってもお金がないかもしれませんが、最近はネットでも色々稼ぐ手段があります。
月数万円くらいなら結構簡単に稼げます。
こちらでお金を稼ぐ方法をまとめていますので、参考にしてください。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
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うつ病で会社を辞めて療養した経験のある人に聞くと、たいてい「貯金があったから、安心して治療に専念できた」という声が一様に聞かれます。
貯金があったから彼らは助かりましたが、これが貯金がなかったら…?
金なんて、稼げるうちに稼いでおいたほうがいいです。
いつ稼げなくなるかわかりませんし。
まとめ
- 職場復帰できそうなら、それが一番いい
- ただあまりにも辛ければ、失業給付があるので退職もアリ
- 覚悟があれば、独立を目指すのもアリ
- 職場復帰しても何も変わらないなら、転職も検討すべき
迷っていても仕方ありませんので、情報収集をやれるだけやったら、冷静になって今後のことを一つ一つ考えましょう。
もしかしたらもう、貴方はどうするか心の中で決めているのかもしれません。
心の声に従って直感で行動してみるのもいいと思います。直感って案外当たりますので。
ただ、こんな形で休職しているというのも貴方の人生にとって意味があることなのだと思いますから、自分と向き合ってよく考えてみてください。
多分今は人生の分岐点で、他の道に行くなら今がチャンス、かもしれません。