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- うつ病が回復してきたけど働きたくない!
- もう正社員であくせく働くのは嫌だ!
- できればずっとこのままでいたい!
とお悩みの、うつ病が回復してきたけど、働きたくないと考えている方のためのページです。
我が国の労働環境は基本的に悪いですから、そういった考えになってしまうのもわかります。
特に、うつ病になるまで酷使されていたあなたならばなおさらでしょう。
うつ病で済んで良かったですが、なかには自ら死を選ぶ人もいますからね…。
ですが、働かなくては生きていくことができません。
いったいどうしたら良いのでしょうか?
⇒30代以上の長期無職者が、正社員の内定を得る7つのポイント
障害認定を受ける
あなたは今どうやって生計を立てているのかわかりませんが…。
おそらく
- 貯金を取り崩して生活しているか
- 失業保険をもらっているか
- 傷病手当金をもらっているか
このどれかだと思います。
ですがそれらも底をついたり、期限が切れたりします。
なので「そろそろ働かないとまずい!でも働きたくない!」と考えて、こんなページを見ているのかもしれません。
障害認定を受ければ、障害年金が受給できます。
働かなくて済むようになる可能性もありますね。
ただ、最近はうつ病のような精神疾患の患者が急増したことで、なかなか認定が難しくなってきてはいますけどね…。
しかも回復してきているということは、うつ病の障害の認定を受けることは難しいでしょう。
障害の1級に認定されれば、月に20万円ぐらいもらうことができるんですけどね…。
残念ですね。
職業訓練校に通い生活給付金を受給する
あなたはおそらく、もう失業給付も貰い切っているのかもしれません。
そして、貯金を取り崩すような生活になってきているのかもしれません。
でしたら、職業訓練校に通って、生活給付金を貰い出すというのも手段の1つです。
条件を満たせば、月10万円ほどの生活給付金が支給されるようになります。
入学費や授業料もほぼタダで、テキスト代のみの学校が多いです。
あるいは、まだ失業給付をもらっているのであれば、職業訓練に通出せば延長してもらえますけど。
ただ、入校時までに失業給付の残りの日数が1ヶ月以上ないといけなかったり、条件がありますが。
給付金のほうは、失業給付が終わっていても貰うことができます。
長い訓練ですと、半年以上とか1年ぐらいのものもありますから、その期間中もらい続けることが可能です。
まぁ独身でも月10万円だと厳しいかもしれませんが、プラスでバイトをすることもできますので、あまり働かなくても済むかもしれません。
学校に通い出せば、今よりは働きたいモチベーションが湧いてくるかもしれませんし。
⇒求職者支援制度のご案内 厚生労働省(外部サイト)
ネットで稼げるようになるために頑張る
あるいは、最近はネットで稼ぐ手段も増えてきています。
スマートフォンが普及したことで、インターネット上の閲覧者が増えましたからね。
それに伴って、ネットビジネスのチャンスも増えて来ているのです。
まぁ素人でも始めやすいのは、クラウドソーシングサイトですね。
ネット経由で仕事をすることで、お金を稼ぐことができるサービスです。
それで月に30万円以上とか、サラリーマンの収入並みに稼いでいる人は結構います。
あなたのように、うつ病をきっかけに会社を辞めて、完全に在宅勤務にシフトした…みたいな人は案外ますよ。
まあ、自営業ってことになっちゃいますから、何かあった時の保証はあまりありませんけどね。
こちらで色々紹介してますので、参考にしてください。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
もっとホワイトな会社を探す
あるいは、あなたが以前勤めていた会社があまりのブラック企業で、「もう働くのが怖い」という状態になってしまっているのかもしれません。
最近のブラック企業は、本当に底が知れませんからね…。
- 労働者をこき使ってやろう
- 日付が変わっても働かせてやろう
- 有給休暇なんて取らせない
- パワハラをして、会社に都合のいいように働かせてやる!
等々。
そんな恐ろしいことを考える悪魔のような会社が、最近急増してきているのです。
しかし、一部ではありますが労働環境の良いホワイト企業も存在します。
前よりも給料が下がってもいいのであれば、人間関係が良かったり、それほど残業がない会社というのは、結構ありますよ。
そういったホワイトな会社を探してみるというのも手段の1つですね。
⇒【ブランク】長期無職、ニートの空白期間を解決する6つのポイント
正社員になるのは諦める
あるいは、もうあなたは正社員として働くことに疲れ切ってしまったのかもしれません。
最近は正社員ほど、死ぬほど働かされる傾向にありますからね…。
- 「社員なんだから!」とこき使われる
- アルバイトやパートの尻拭いをさせられる
- 「今の会社を辞めたらもう正社員になれないぞ!」と脅され、理不尽な要求をされる
などなど。
一昔前は「絶対に正社員になったほうがいいよ!」という考えばかりで、だれも疑うことをしませんでしたが…。
- 労災件数が右肩上がりで増えていたり
- 正社員の過労死や過労自殺が問題になっていたり
- フリーター並かそれ以下の給料の名ばかり正社員が増えていたり
などの状況があり、「正社員はそれほどいいものではないのでは?」と疑問を持つ人も出てきました。
実際、
- 精神疾患の労災件数は右肩上がり
- 推計で年間1万人以上の過労死者がいる
- 日本人男性正社員に限れば、世界一労働時間が長い
などと言われていますし、そのほとんどは正社員で働く人々です。
なので、「うつ病が回復してきたけど働きたくない」そう考えているあなたであれば、
いっそのこと正社員で働くのは諦めて、非正規雇用の仕事を探すというのも手段の1つです。
生活費を下げて、非正規雇用でも生活できるようにする
「非正規雇用だと給料が安くて生活できない」そんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
ですがそんなのは、「生活費にいくらかけるか?」次第で全く変わってきます。
幸い、最近は工夫次第で生活費を下げることができる時代ですからね。
- 空き家の持ち主と交渉して、ただ同然で中古物件を手に入れる
- 農地をタダ同然で譲ってもらって、畑をやって食料を自給する
- ソーラーパネルを導入して、電気をあまり使わない生活をする
- 性能のいい自転車を買って、車を使わない
などなど。
家族がいると厳しくなってきますが、独身であれば月に5万円とかで生活している人は普通にいますからね。
最近はバイトの時給も上がってきていますから、月に20万円以上稼いでいるフリーターの人もざらにいます。
それに最近は、法律が改正されて、アルバイトやパートの人でも社会保険に入りやすくなりました。
ある程度の規模の会社であれば、ほぼ義務化されたと言っていいです。
社会保険に入れれば、老後の保証が手厚い厚生年金に入ることができますし、国民健康保険よりも手厚い協会健保などの健康保険に加入することもできます。
よく「フリーターは怪我や病気をした時の保証がない」などと言われていますが、社会保険の健康保険に入れれば、正社員と同等の保証が受けられますからね。
相対的に非正規の待遇がマシになってきてるので、ブラック底辺正社員で働く意味がかなり薄くなってきた感はあります。
稼ぎが安いと、税金や社会保険の負担が減る
あるいはそもそも、稼ぎが低いと、税金や社会保険の負担がガクッと減ります。
ばりばり稼いでいる人ですと、「こんなに税金や社会保険で天引きされるなら、会社なんてやめられない」などと勘違いしている人がいますが…。
それ相応に稼いでいるので、その分徴収されるのは当たり前です。
無職や非正規雇用で稼ぎが低いと、
- 国民年金の支払いが全部又は一部免除になる
- 国民健康保険の支払いが減免される(最高七割減免!)
- 住民税が非課税になる
- 扶養なら所得税がかからない可能性がある
- 子供の保育園の金額が下がる
- 公営団地の家賃が大幅に下がる
- 高額療養費の自己負担額が下がる
- 生活保護が受けられる可能性がある
などなどのメリットがあります。あれ、かなりいい気がしてきた。
特に国民年金は、40年間ずっと免除していたとしても、老後半分は年金を貰えますからね!
まあ年金がどうなるか不明ですが…。
「日本は貧乏人に厳しい国!」みたいに言われることもありますが、実際は日本はかなり貧乏人に優しい国なんですよ。
反面、お金持ちなどの高額所得者は、累進課税で稼ぎの半分以上を税金で取られますからね…。
「うつ病が回復してきたが働きたくない」と考えている人であれば、そうやって少ない稼ぎをやりくりして生きていくことも可能ではあります。
衣食住を格安又は無料でやりくりする方法もありますし、お金を稼がなければ税金も社会保険料もかかりません。
- ダウンシフト
- ミニマリスト
- セミリタイア
- 隠居
そういったキーワードで検索してみれば、少ない金額で豊かに暮らしている人たちがたくさんでてきますよ。
もっと労働環境が良い国に移住する
わが国は、基本的な労働環境が悪いです。
うつ病になるまで追い込まれて働かされていたあなたは、そのことを身を以て知っていると思いますけどね…。
そして、いっこうに改善される兆しが見えません。
電通で働いていた美女が過労自殺をしたことで、一気に社会問題になりましたが…。
経団連とべったりくっついている政権与党である自民党がいる限り、経営者に都合の良い政策ばかり行うに決まっています。
つまり、
- 「労働者は死ぬまで働け!」
- 「企業の利益のために、安い給料で働け!」
- 「休みなく働いてバンバン税金を覚めろ!」
こんなことを考えているに決まっています。
正直我が国の労働環境の改善に期待しても無駄だと思います。
でしたら、もっと労働環境のいい国に移るというのも手段の1つです。
あなたのようにうつ病になってしまう人というのは、エンジニアの人が多いですが…。
そもそも、日本のエンジニアの労働環境が悪すぎるのが国際的に見てみればおかしいのです。
本来は、高度知的労働者ですからね。
労働環境の良い西洋の国ですと、そういった仕事は高い給料で、休みもしっかり取れて働けますからね。
日本のように奴隷のように働かされる国とは大違いです。
1ヵ月以上のバカンスがあったりもしますし。
ただ、単純労働しかできない人材ですと、その国の労働者の仕事を奪ってしまうことになるので、歓迎されませんが…。
エンジニアなどの、高度な技術を要する仕事に就いている人限定ですね。
まとめ
あなたのように、「うつ病が回復してきたが働きたくない」みたいに考えている人は、今のご時世珍しくはないと思います。
うつ病になるほどこき使われていたのであれば、労働自体がトラウマになっているかもしれませんし。
働くことが怖くて、働きたくないと考えてしまうのも頷けます。
ですが生きていく以上お金がかかりますから、働いて生活費を得ないわけにはいきません。
そんなに働きたくないのであれば、極力生活費のかからない暮らしをすることですね。
そういった暮らしを模索する人は増えてきているような気がしますし、もう資本主義社会に疲れ切った人も多いと思います。
あるいはあくまで今の生活が捨てられないのであれば、もっと労働環境の良い会社を探したほうがいいと思いますし。
人生の岐路に立たされていると思いますので、よく考えて賢明な判断を下すことをおすすめします。