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- アルバイトや派遣は職歴にならないの!?
- バイトしかしてこなかったし、もう就職できないのか…
- 非正規雇用の職しかない!人生終わった…
とお悩みの、「正規雇用は職歴にならないのか?」と、自分の職歴に絶望している方のためのページです。
こういうことは、よく言われますよね。
だから「フリーター期間は作らないほうがいい」みたいに言われたりします。
フリーター期間があると、露骨に差別してくるような面接官も多いですからね…。
私も以前フリーターをしていた時期がありますが、世間の人たちに色々とうるさく言われた経験があります。
ですが、果たして本当に非正規雇用の職歴は、職歴として認められないのでしょうか?
この記事では、非正規雇用の職歴があって不利な時の対処法についてまとめてみました。
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最近は非正規雇用が4割もいる世の中!
一昔前であれば、「非正規雇用は職歴にならない!」という意見が大多数でしたが…。
その頃は、非正規雇用なんて珍しかったですからね。
アルバイトやパートなんて、学生や主婦がやるものでしたから。
ですが近年は、企業側にも余裕がなく、正社員で雇う余裕がある企業も減ってきました。
その結果、今や非正規雇用で働く人は、全労働者の約4割もいます。
これが1割とか、2割ぐらいであれば、「非正規雇用の職歴は、認められない」ともいえるかもしれませんが…。
さすがにこれだけ増えてきたら、そうは言えないと思います。
日本人は高齢化!非正規の職歴ごときで落としていたら採用なんてできない
企業側がそうやって非正規差別するのは勝手ですが、今は日本人もどんどん高齢化してきて、2020年には日本人の平均年齢も48歳を超えてきています。
正直非正規の職歴がどうとかよりも、若いかどうかのほうが遥かに重要です。
最近は上記のような有様のため、30代40代程度であれば相対的に若者扱いされやすい傾向にあります。
ましてや20代~30代前半なら余裕で就職可能です。
職歴として認めるかは企業側が決めること!堂々と職歴を書こう
そもそも、非正規雇用の職歴を認めるかどうかは、受ける企業側が判断することです。
なので、堂々と履歴書に書きましょう。
というか履歴書に書かなかった場合、履歴書に大きな空白期間ができてしまうのではないでしょうか?
そっちのほうが、だいぶ不利だと思いますけどね。
履歴書や職務経歴書に、馬鹿正直に雇用形態まで書く必要はない
そもそも履歴書や職務経歴書に、馬鹿正直に雇用形態まで書く必要などありません。
履歴書には単に「〇〇株式会社 入社」とだけ書いておけば問題ありません。
正社員とかあまりこだわらない会社も多いですし、聞かれたら答えればいいです。
このくらいは普通にハローワークや転職エージェントなどで、テクニックとして何度もアドバイスされたことがあります。
そもそも企業側だって、堂々と求人票に嘘書いてますからね…。
私は以前、正社員募集で採用されて働いていたら、後にバイトだったことが発覚!という状況になったことがあります。
すぐ辞めましたが…。
中小零細企業だと雇用契約書すら交わさないケースも多いため、気付かずに働いているケースもあると思いますね。
採用試験の際に前職調査をする会社でも、在籍確認だけで雇用形態までは普通調べませんし、調べようがありません。
社会保険に入っていた職場は、正社員と偽るという手も
あるいは、こういう方法もあります。
最近はアルバイトやパート、派遣社員のような非正規雇用の方でも、社会保険に入れる職場が増えてきています。
特に、2016年10月から法律が変わりましたので、従業員数501人以上の企業でフルタイムかそれに近い働き方をしている非正規の方は、社会保険に加入する義務ができましたから。
2022年10月には更に従業員数101人以上の短期労働者にも、2024年10月には更に従業員数51人以上の事業所にも拡大されていきます。
社会保険なんてバイトでも入れるようになってきているため、正社員と偽ってもまずバレません。
いまだに
- 「非正規雇用のフリーターは、老後何の保証もない」
- 「非正規雇用者は、ケガや病気になったら収入がなくなる」
こんな時代遅れのことを未だに言ってくる人がいますが、今時アルバイトでも社会保険ぐらい入れますからね。
そうすれば老後の保証が手厚い厚生年金にも入れますし、
ケガや病気の時にも傷病手当金がもらえますから、正社員と同じ保証が受けられるんですよ。
職歴を辿る手段は社会保険履歴くらいしかない
そもそも、我が国で職歴をたどる公的な記録というのは、社会保険くらいしかありません。
なので、社会保険に加入していた職場であれば、その期間「正社員として働いていた」といっても、ばれない可能性が高いです。
年金の手帳には、雇用形態は書いてありませんからね。
そもそも、法律的には正社員とアルバイトに明確な違いなどありません。
企業側が勝手に差別してるだけですからね。
なので、そういうふうに見栄え良くちょっと履歴を変えて仕事を探すというのも手段の1つです。
2022年4月からは年金手帳は廃止に!社会保険履歴から過去の職歴がバレるケースはなくなった
見出しの通りですが、2022年4月で年金手帳は廃止になりました。
これまでは「年金手帳と履歴書の辻褄が合わないと職歴がバレる」ということがあったのですが、それがなくなりました。
とりあえず過去の経歴については、多少見栄え良く盛っていっても問題ないでしょう。
大胆な職歴詐称行うという手段もあるが…
あるいはそんなレベルじゃなく、もっと大胆な職歴詐称行うという方法もあります。
- 「これまでの職歴は全部正社員で働いていたことにする」
- 「最近働いていた2社ぐらいは正社員で働いていたことにする」
- 「架空の会社をでっち上げて、正社員で働いていたことにする」
等々。
前述したように、我が国では社会保険ぐらいしか職歴をたどれる公的な記録はありません。
それに最近は人手不足の会社も多いですから、あんまりうるさいこと言ってたら人を採用出来ない会社も多いですし。
中小零細企業では、そんなの調べもしない会社の高いです。
なので、「あまりに職歴ボロボロで書類も通過しない!」と悩んでいるのであれば、このぐらいやってしまうのもありかもしれません。
バレたらどうなるかわからない!あくまで自己責任で
まぁばれた場合に言い訳のしようがないので、自己責任で…という感じになりますが。
ですが、一生正社員になれず、下を向いて行かざるを得ない…そんな人生よりは、
多少リスクがあってもそうやって賭けに出たほうがいいと思うんですがどうでしょうか?
多かれ少なかれ、多少職歴を持ったり、見栄え良く変えたりってのは多くの人がやってますからね。
⇒【ブランク】長期無職、ニートの空白期間を解決する6つのポイント
最近は人手不足の会社が多いので、比較的若ければ仕事なんて見つかる
というか、最近は少子高齢化に伴う労働人口の減少で、働く人が減っています。
仕事自体はそれほど増えていないのですが、働く人が減っているため、人手不足に陥る会社が増えてきています。
帝国データバンクの2022年4月の調査によると、45.9%の企業が「正社員が足りていない!」と回答しており、前年同月から8.7%の大幅増加となっています。
一昔前は「30代になると、正社員の仕事なんて見つからない」ぐらいに言われていましたが、
最近は40代位の方でも、未経験の仕事に正社員採用されていたりしますからね。
高齢化のせいで、日本人の平均年齢は2020年には48歳を超えました。
それより若い人であれば、今はかなり仕事が見つかりやすいです。
「非正規雇用は職歴にならない」なんてことを気にしているあなたは、おそらく職歴もボロボロなのだと思いますが…。
そういった人でも、比較的若ければ、正社員の仕事なんていくらでも見つかるんです。
なので、恐れずに仕事を探した方がいいと思います。
まとめ
とは言え、まだまだ企業側の意識が追いついていない面はありますから、面接官から
- 「非正規雇用は職歴にならないんだよ!」
- 「バイトは無職扱いだからね!」
こんな心ない言葉をかけられたにもするでしょう。
ですが他に目立った応募者がなければ、採用せざるを得ないでしょう。
最近はそうやって選り好みしている会社は、人が集まらずに淘汰されていく運命にありますからね。
なので、気にせず仕事探した方がいいと思います。