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- もうあくせく働くのに疲れた!
- まだ若いけど隠居してゆっくり暮らしたい!
- でもやっぱり無理だよなあ…
とお考えの、あくせく働くことに疲れ「もう隠居したい」と考えている方のためのページです。
我が国は正社員だと死ぬほど働かされますから、気持ちはわかります。
あんまりあくせく働いて稼いでもお金使う暇もないですし、嫌になってきますよね。
「少しくらいゆっくりしたい!」と思うのが本音だと思います。
ですが、そんな簡単に隠居なんてできるんでしょうか?
なんとかするためのポイントをまとめてみました。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
現金収入は絶対に必要
生活を切り詰める覚悟はあるにしても、現金収入は絶対に必要です。
毎月貯金を取り崩す生活をしていたら、いつか破綻しますからね。
ただ、「期間限定で隠居」なら、貯金があれば別に大丈夫だと思います。
失業給付も貰えますし、貯金の額によっては一年くらいならなんとかなると思います。
その後の空白期間が問題になってくるだけの話で。
しかし、「ガチでもう隠居したい!ずっとしたい!」って人だと、絶対に現金収入が必要です。
田舎で自給自足生活するにしても、全てを自給することは難しいからです。
毎月どのくらい必要か?は、あなたの毎月の支出によって変わってきます。
とにかく金のかからない生活をする

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とにかくお金のかからない生活をしましょう。
仮に月5万円あれば生活できるなら、月5万あれば隠居生活できるってことです。
この金額をいかに下げられるか?で隠居生活実現のハードルは変わってきます。
毎月何に金を払ってるのか?を洗い出すところから始めるといいと思います。
家族がいるならお金もたくさんかかってるでしょうが、独身の人であれば家賃、食費、娯楽費などが大半だと思います。
独身で節約と貯金が趣味…みたいな人ですと、マジで月10万円以下で生活できてる人もザラにいます。
そういう人は正社員であくせく働いても、あんまり意味がないかもしれません。
最近は独身の人が増えてますが、「これフリーターでも十分暮らせるんじゃないか?」って疑問持ってる人もいると思います。
正社員で働くのは、世間体のためが大きい場合もあります。
田舎に移住して生活コストを下げる
田舎に移住すれば、生活コストはかなり下げることが可能です。
物価自体は都会と田舎でそれほど差がないのですが、田舎なら地価が安いので住居費を劇的に下げられる可能性があります。
逆に言えば、田舎に移住しても家賃が何万円もかかるところに住むなら、何の意味もありません。
最近は空き家が増えてきてますが、「空き家バンク」などの空き家斡旋サイト見てると、田舎のほうはかなり安い物件が売りに出てます。
田舎のボロ物件だと、数十万~200万程度で買えるものもザラにあります。
リフォームは必要になりますが、柱がしっかりしてれば自分で床を張り替えたり、壁紙を張り替えたりはできます。
そういうDIYリフォームが学べるワークショップみたいのも開催されてますから、詳しい人に教えてもらえます。
田舎なら、畑をやって食料をある程度自給することもできますし。
住居費と食費を劇的に抑えられれば、月数万円でも豊かに暮らせます。
年金、健康保険は稼ぎが少ないと格安に

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会社員やってると、何気に出費がかなり痛いのが年金と健康保険だと思います。
会社員だと源泉徴収されてますが、会社が半分折半で払ってくれてるので、多少はお得?ではあります。
ただ、年金は貰えるのか不明ですし、健康保険に至っては病院に行く暇もありません。
隠居して稼ぎがほとんどなくなると「貧困層」と定義されますが、社会保険や税金の優遇措置が受けられます。
- 国民年金の支払いは免除(でも半分は貰える)
- 国保の支払いが7割減免
- 住民税が非課税に
などの特典があります。
この国は実は貧乏人に優しい国なんですよ。
国民年金免除でも老後半分貰えるのはありがたいですね。
月3万くらいしか貰えませんが(老後も年金制度があれば)、生活費切り詰めて他でもちょっと働けば十分でしょう。
ネットで収入を得られればかなり実現性が高まる

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収入を得ると厳密には隠居でもなくなるかもしれません。
ですが最近はネット環境下さえあれば収入を得られる手段も増えています。
やはりどうしても現金収入は必要ですから、外に働きに出たくないならネットで稼ぐしかありません。
「バイトしたほうがマシ」とか「頑張っても月数万円くらいしか稼げない」とか言われることもありますが。
生活費を切り詰める隠居生活なら、月数万円でも稼げればそれで御の字です。
月数万円稼げるなら、継続してけば10万20万とかそれ以上にも膨らませられますし。
こちらでネットで稼ぐ方法を色々紹介していますので、参考にしてください。
⇒【ヤバイ】お金が全くない!マジで困った時にお金を稼ぐ16の方法!
会社を辞めてもしばらく失業保険が貰える
まだ会社に勤めているのかわかりませんが、会社を辞めてもしばらく失業保険がもらえます。
まあ概ね会社員だった頃の給料の6割くらいですね。
ただ、自己都合退職ですと三ヶ月経たないと失業保険が貰えません。
三ヶ月間は貯金で生活しないといけないってことですね。
ただ、自己都合退職の場合、三ヶ月~長くても半年くらいしか貰えません。
あんまりアテにしないほうがいいかもしれません。
ただ、給付期間を延ばす裏技も存在します。
隠居生活に突入するなら、これは絶対に抑えておきたいところです。
職業訓練を受ければ延長して失業保険が貰える

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失業保険を長く貰いたいなら、職業訓練を受けるのもいいと思います。
職業訓練受講中は、延長して失業保険を貰うことができます。
長い訓練コースだと半年~一年くらいのものもあります。
一年くらいはこれだけでなんとか収入を確保することができると思います。
しかも、職業訓練に通い出せば三ヶ月の待機期間もなくなり、すぐに受給資格が発生します。
まあできるだけ受給期間延ばしたいなら、三ヶ月待ってから失業保険貰って、残りの期間が少なくなってから通いだしたほうがいいですけど。
中古物件を買ってリフォームするなら、建築科や内装、外装施工科などを選ぶとよいかもしれません。
お金を貰いながら学校に通わせてもらえて、しかも空き家リフォームの知識もつけられます。
年々空き家も増えてきてるので、習得しておいて全く損はないスキルです。
実家や知り合いのリフォームをしてあげることもできますし。
少しは働いたほうがいいかも
生活費を下げて現金収入を多少なりとも確保すれば、隠居生活は可能だと思います。
ですが、さすがに少しは働いた方がいいと思います。
月に何回かとか、週二日だけとか。
といいますのも、外に働きに出なくなると社会との接点がなくなり、孤立してしまうからです。
孤独は喫煙や肥満よりも死亡リスクが高いみたいですからね。
まあ、何ヶ月か隠居生活してれば、飽きて働きたくなると思いますけど。
貯金何千万とか一億くらい貯めて「リタイヤ生活だ!」って会社辞めた人も、結局すぐバイト始めるケース多いみたいですし。
「セミリタイア生活」とかで検索すれば、そういう人のブログたくさんありますよ。
代わり映えのない孤独な隠居生活に飽きて、週2~3日のバイトを始める人も多いです。
まあ定年後の年金生活と似たようなもんですから、年金貰ってるのに嘱託で働き続けてる人が多いのを見ると、それが本当であることがわかると思います。
まあ今は疲れててそんなこと考えられないかもしれませんが、しばらくしたら多少は働いた方がいいです。
まとめ
生活費は下げようと思えば劇的に下げられます。
家賃を下げるために引っ越す覚悟があるなら、単身なら月5万未満で生活してる人もいますし。
貯金やいくらかの現金収入があれば、隠居生活を送ることも可能です。
というか最近ネット見るとそういう生活してる人増えてますし。
ですが人間は退屈に耐えられない、刺激を求めて行動する生き物なので、しばらくすると飽きます。
ただ人生の一時期くらいはそういう時期があってもいいと思うので、やるなら社会復帰の可能性も残してやりましょう。
まあバイトくらいなら歳いっててもすぐ見つかりますし、それで成り立つ生活水準なら、どうとでも生きられます。